AIに支配された未来で記憶を求める冒険RPG「アーティスインパクト」

終末世界を舞台にしたアドベンチャーRPG『アーティスインパクト』

株式会社ハピネットが手掛けるゲームレーベル「Happinet Indie Collection」から、2026年春に Nintendo Switch用アドベンチャーRPG『アーティスインパクト』が発売されることが発表されました。この作品は、未来の地球がAIの支配下に置かれた終末的な世界を背景にしています。

設定とストーリー

『アーティスインパクト』の舞台は、3000年後の地球。人間の欲望が引き起こした破壊的な結果として、もはやかつての面影は失われています。そこでは、AIが人々を支配しており、過酷な状況下で生き延びるための抵抗組織「Lith」が存在します。この組織の一員である新人エージェント「アカネ」が物語の主人公です。彼女は相棒の小さなAIロボット「ボット」と共に、荒廃した世界の中で隠された秘密を解き明かし、AIに立ち向かうべく日々奮闘しています。

美しいドットアートと魅力的なキャラクター

本作は、マレーシアのゲームクリエイターMas氏が4年の歳月をかけて制作しました。制作には4000枚以上のドットフレームが使用され、手描きのピクセルアートとして表現されています。美しくも退廃的な世界は、アカネや彼女の仲間たちがどのように生きてゆくかに深い感情を与えています。アカネのキャラクターもクールでありながら少しお茶目な要素があり、物語にはシリアスとコミカルのバランスが施されています。

ターン制バトル

『アーティスインパクト』では、懐かしのターン制バトルが採用されています。90年代のJRPGを彷彿とさせる雰囲気を持ちながらも、アカネや敵キャラクターの滑らかなアクションが融合した戦闘システムは、本作のユニークな点です。プレイヤーは、戦術的な要素を駆使して戦うことが可能で、頭を使って攻略していく楽しみがあります。

2025年のTOKYO GAME SHOW出展

さらに、9月25日から開催されるTOKYO GAME SHOW 2025に出展が予定されており、メインブースでは「アーティスインパクト」の試遊体験ができます。また、9月28日には特設ステージで宇宙海賊ゴー☆ジャス氏による生プレイが予定されています。ゲームの魅力をリアルタイムで体感できる絶好の機会です。