インタラクティブノベル『ダレカレ』がNHKに登場!
2026年9月15日、講談社ゲームラボが手掛けるインタラクティブノベル『ダレカレ』(英題:“and Roger”)が、NHKの「首都圏ネットワーク」にて特集され、話題を呼んでいます。この作品は、プレイヤーが物語の中で登場人物の視点を追体験し、人間の「歪み」と向き合うという新しいゲームの形を提示しています。
番組の取り上げ方
特集では、物語の冒頭で目覚めた少女の目の前に現れる見知らぬ男という導入から始まり、プレイヤーが少女と男の心情を辿っていく様子が描かれました。ゲームは、従来の文字情報に依存せず、ビジュアルと直感的な操作を駆使して物語を進めるユニークな体験を提供します。このような新しい表現方法が国内外で評価され、注目されています。特に、本作のクリエイターであるyona氏のインタビューも紹介され、人生の問いをどうゲームに反映させるかが語られました。
yona氏は自身の家族の介護体験を通じて、「人はどこまで他者を支えられるのか」というテーマに取り組むことにした経緯を説明。ゲームが持つ可能性について深く考察し、プレイヤーが享受する感情体験がどのように社会に影響を与えるかを示しています。
過去の受賞歴
『ダレカレ』は「Games for Change Awards 2026」で初の「Best in Impact」を受賞したほか、多くの国際的なアワードでも評価されています。これには、東京ゲームショウや台北ゲームショウでの受賞も含まれ、ただの面白さだけでなく、社会的意義を伴うゲームとして認識されています。講談社ゲームラボは、「おもしろくて、ためになる」という理念を基に、今後もこのような作品を支援していく方針です。
ゲームの基本情報
『ダレカレ』は、直感的なボタン操作でキャラクターの視点を体験することができるシンプルな基本操作を持っています。プレイヤーは、物語を進めることで、少女の世界にどっぷりと入ることができ、彼女の苦悩や喜びを感じることができます。
ストーリー概略
物語は、いつもと変わらぬ朝に少女が目覚めたところから始まります。しかし、彼女の父親がいないことに気づき、代わりに見知らぬ男が立っている状況に戸惑います。この男は一体何者で、少女の父親はどこへ行ってしまったのか。プレイヤーはこの不可解な状況を解き明かしていきます。
小説版も存在
ゲームの人気を受けて、小説版『ダレカレ』も好評発売中です。ゲームで描かれたテーマを軸に独自のエピソードを加え、生きることや信じることを問いかけるストーリー展開が話題となっています。著者は人気作を手掛ける篠原美季さんで、ゲーム本編と合わせて楽しむことで、より深い理解が得られるでしょう。
クリエイターの背景
yona氏は、インディゲームクリエイターとして活動を始めた方であり、多様なゲーム開発に関わった後に講談社ゲームクリエイターズラボの一員となりました。新たな視点でゲームの制作に挑む姿勢が、多くのプレイヤーに共感を呼んでいます。
まとめ
インタラクティブノベル『ダレカレ』は、NHKでの特集を通じて、その魅力を広く知らしめました。プレイヤーが人間の感情を深く体験することができ、また社会的テーマを扱い、忘れられない印象を残す作品です。興味を持たれた方は、ぜひプレイしてみてください。そして、あわせて小説版も手に取ってみると、一層楽しめることでしょう。これからのゲームソフトとしての可能性に期待が高まります。