セガサミークリエイションが語る「CoeFont通訳」導入の成果とは
昨今のグローバル化において、海外との連携がますます不可欠になっています。その中で、多言語コミュニケーションの難しさが企業に新たな課題をもたらしています。そんな中、株式会社セガサミークリエイション(SSC)は、業務改善のために多言語リアルタイム翻訳サービス「CoeFont通訳」を導入し、目覚ましい結果を上げています。
SSCが取り組むグローバルな事業展開
SSCは、セガサミーグループの一員として、スロットマシンやオンラインゲーミング事業を手掛けています。2022年には、B2B向けのSaaS事業やB2C向けのオンラインゲーミング事業を展開している企業を買収し、米国や欧州を拠点に多国籍チームを形成しました。しかし、英語が母国語でないメンバー同士の円滑なコミュニケーションには大きな障壁が存在しました。
実際、英語のアクセントや聞き取りにくさが原因で、会議の質が低下し、進捗が妨げられていました。そのため、会議準備に多くの時間を割かざるを得ず、メンバーは「英語会議は怖い」と感じるようになっていました。
CoeFont通訳の導入による変化
そこでSSCは、「CoeFont通訳」を導入。このサービスは、様々な英語のアクセントを高精度で翻訳・字幕化することができます。これにより、会議準備は約半分の時間に短縮され、実際の会議時間も短くなるという劇的な変化がありました。
IT総務部の山口拓也部長と、開発推進部の倉橋良典部長へのインタビューを通じて、この導入の背景や具体的な効果を伺いました。
課題と解決策
倉橋氏は、「買収された企業のスタッフは日本人が多く、英語でのコミュニケーションが必要不可欠だったが、言語の壁が弊害となっていた」と語ります。特に、強い訛りや速いスピードでの議論では、聞き取るのが困難で、会議に臨む際の不安感が非常に大きかったのです。
そんな中で「CoeFont通訳」の存在を知り、実際にミーティングで使ってみたところ、その翻訳速度に驚愕し、即座に導入が決まりました。
精度と効率の向上
山口氏は、「最大の強みは、高精度で迅速に訳すことができる点」と述べています。以前は「何を言ったのか聞き返す」といった時間が頻繁に発生していましたが、CoeFont通訳では、そのような場面が減少。会議の進行がスムーズになり、業務効率も飛躍的に向上しました。
会議前の資料作成にかかる時間も大幅に削減され、これまで1.5日ほどかかっていた準備が、1日ほどに短縮されたとのことです。実際の会議時間も従来の半分になり、心理的なハードルも大きく下がりました。
コミュニケーションの新たな時代へ
導入後、社員たちの心理的な変化も顕著です。かつては「聞き取れなかったらどうしよう」と不安を抱えていたメンバーも、「何かあったらツールが助けてくれる」という安心感を持つようになりました。
彼らは、英語を「勉強して習得すべきもの」から「ツールを使って乗り越えるもの」と捉え直し、よりリラックスして会議に臨めるようになったのです。
今後の展望と期待
今後について、倉橋氏は「Android版の対応を希望している」と話します。スマートフォンでも使えることで、どんな場所でも手軽に活用できるニーズが高まるからです。彼らはCoeFont通訳が音声コミュニケーションにまで対応し、企業の日常的なコミュニケーションを更に円滑にすることを期待しています。
まとめ
セガサミークリエイションの事例は、グローバル展開を進める企業にとって、どのようにコミュニケーション環境を整備するかのモデルケースとなることでしょう。CoeFont通訳の導入によって、英語に対する恐怖心は解消され、世界中のメンバーとストレスなく連携できる時代が実現しています。今後もこのようなテクノロジーを活用したサービスが、より多くの企業に広がることが期待されます。