新小学一年生を守る「黄色いワッペン」贈呈式が開催!
今年も新小学一年生向けに、合計100万枚の「黄色いワッペン」が贈呈されるイベントが開催されました。3月17日に行われたこの贈呈式では、東京都の「みずほ丸の内タワー」で、関係者とともに一定数のワッペンが地域の交通安全協会に手渡されました。
力を合わせる交通安全のための取り組み
贈呈式には、交通安全を促進する全日本交通安全協会や東京都交通安全協会の関係者、さらには内閣府や警察庁の代表も参加し、新小学一年生の代表16名がその場に同席しました。この機会に行われた式典では、約88万枚のワッペンが全日本交通安全協会に、約12万枚が東京都交通安全協会に贈呈されることが決定しました。
新小学一年生である平石葵羽さんは、「黄色いワッペンをどうもありがとうございました。学校へ行く時は必ず黄色いワッペンをつけて交通ルールを守ります。大人の人も、車や自転車の運転には気をつけてください」と感謝の気持ちを述べました。
「ピーポくん」との交通安全教室
贈呈式の後には、警視庁のご協力を得て、マスコットキャラクター「ピーポくん」と共に交通安全教室が開催されました。子どもたちは交通ルールを学びながら、実際に横断歩道での渡り方を練習しました。この教室では、警察官が指導にあたることで、より実践的な学びの場として機能しました。このような取り組みは、子どもたちにとって大変重要です。
ポケモンと交通安全の関わり
また、今年も昨年に続いて「ピカチュウ」が応援にかけつけ、会場を盛り上げました。「黄色いワッペン」贈呈式は1965年より続く歴史ある事業で、無事に61回目を迎えることができました。この取り組みは、4社の企業が協力して実施しています。ポケモンを扱う株式会社ポケモンは、「My First Pokémon プロジェクト」を通し、子どもたちとの接点を増やす活動にも取り組んでいます。
継続していく交通安全への思い
「黄色いワッペン」は、交通事故から子どもを守ることを目的としており、年々その重要性が増しています。2025年度には、約100万枚のワッペンが新入生に贈呈され、今までに累計7300万枚以上のワッペンが配布されています。このワッペンを身につけることにより、学校へ通う子どもたちが安全に移動できるよう、保護者やドライバーに呼びかける役割も果たしています。
まとめ
このイベントの実施により、交通安全の重要性が改めて認識され、人々が交通ルールを守る意識を高めることに繋がりました。今年も「黄色いワッペン」を通じて、多くの新小学一年生が安全に学校生活を送れることを期待しています。今後も継続して交通安全の取組が行われることを願っています。