江戸の魅力をゲームの世界で体感する『江戸バース』の誕生
株式会社GamingVは、人気ゲーム「Fortnite」のプラットフォームを活用し、観光とeスポーツを融合させた新プロジェクト『江戸バース~北総四都市デジタル紀行~』を発表しました。このプロジェクトは、千葉県の佐倉市、成田市、香取市、銚子市を舞台に、江戸時代の街並みを再現したメタバース空間での体験を通じて、新たな観光需要を創出し、地域経済の活性化を目指しています。
プロジェクトの背景
日本遺産「北総四都市江戸紀行」は、歴史的価値のある観光地ですが、若年層への認知が不足しているという課題がありました。特に、40代から50代の観光客が中心で、Z世代向けのコンテンツが欠けていたのです。そこで、人気ゲームである「Fortnite」を活用し、若者の関心を引くことを目的としたのがこのプロジェクトなのです。ゲームを通じて、江戸時代の歴史や文化に触れる機会を提供し、最終的には実際に観光地を訪れてもらう新しい観光モデルを確立する狙いがあります。
『江戸バース』の主な取り組み
1. 江戸時代にタイムスリップ!
プレイヤーは「江戸時代の旅人」となり、忠実に再現された北総四都市の街並みを探索できます。パルクールなどのアクション要素も取り入れた体験型観光ゲームで、過去の名所を巡りながらミッションをクリアしていくのです。これにより、メタバースならではの特性を活かし、過去の建造物が再現され、歴史を感じることができるでしょう。
2. eスポーツ大会の開催
『江戸バース』では、メタバース空間でのオンライン・オフラインのeスポーツ大会も予定されています。全国から参加者を募り、上位入賞者には地域の特産品が当たる特典が用意されています。また、2026年には地域の子どもたちも参加できるようなオフライン大会を開催し、地域全体を盛り上げる企画も underwayです。
3. デジタルと現実が連動する施策
実際の観光スポットへの訪問を促進するため、各都市で特別なアイテムを手に入れるチャンスを用意しています。観光地を訪れることでゲーム内で使える特別なアイテムやクーポンがもらえるなど、デジタル体験がリアルな訪問動機に繋がる仕組みです。さらに地域の小中学生が参加する3Dモデリングのワークショップも計画されており、地域の特産品をメタバース内に反映させることで、子どもたちの愛着を育む機会にもなります。
今後の展望
『江戸バース』の初年度が成功裏に終わった後、さらなるメタバース空間の拡張や新しい観光プログラムの提供など、地域活性化に向けた取り組みを続けていく予定です。これにより、地域経済を活性化しつつ、Z世代の若者たちに新しい視点での歴史体験を提供すると同時に、eスポーツと文化の融合を進めます。
イベント出展情報
本プロジェクトは『ツーリズムEXPOジャパン』や『日本遺産フェスティバル』にも出展予定で、メタバース体験や歴史的な街並みのアドベンチャーを体感できるブースを展開します。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
会社情報
株式会社GamingVは、eスポーツチーム「VAMOS」を運営し、メタバースを通じた地方創生に注力しています。『江戸バース』プロジェクトを通じて、地域に根ざした新しい観光体験を提供することを目指しています。