Nintendo Switch 2に関するZ世代の意識調査
株式会社RECCOOによるZ世代対象の調査サービス『サークルアップ』が発表した最新のレポートでは、2025年6月5日発売予定のNintendo Switch 2に対する大学生の意識を探る結果が示されました。この調査は、現役の大学生を対象に行われ、興味深いデータが数多く集まりました。
調査概要
調査は2025年4月18日に行われ、対象となるのは現役大学生300人です。ゲームについての意見や感情がどう形成されているのか、特にNintendo Switch 2について詳しく見ていきましょう。
Nintendo Switch 2の認知度
まず、Z世代におけるNintendo Switch 2の認知度は非常に高いことが分かりました。具体的には、75%の学生がその発売に関して知っていると答えています。こうした認知度は、SNSや友人との会話を通じて広がっていると推測されます。この数字を裏付けるように、53%の学生が現在Nintendo Switchを所有しているとのこと。
購入意向とその背景
興味深いのは、Nintendo Switch 2の購入意向が明確に分かれているという点です。調査の結果、72%の大学生が「買わない」と答えました。具体的には、絶対に買うと答えたのは6%、多分買うという人は22%にとどまりました。逆に、47%が「多分買わない」、25%が「絶対に買わない」としています。
なぜこのような結果になったのでしょうか?回答者の意見を集めると、「現在ゲームをする時間がない」「既にSwitchを持っている」といった声が多数でした。
値段に対する考え
Nintendo Switch 2の価格設定(49,980円)が高いと感じる人は63%に上ります。中でも「月の給料の半分以上だから」という理由や、「前のスイッチは3万円だった」といった意見が目立ちます。価格に対する感覚は、Z世代においても厳しい見方がされているようです。一方、「性能が向上しているため妥当」と考える人もいて、意見は二分されています。
注目されるソフト
次に、Nintendo Switch 2にどのソフトが期待されているかという点でも色々な意見があります。調査によると、最も気になるソフトは「マリオカートワールド」で33%が選択しました。他にも「トモダチコレクションわくわく生活」や「リズム天国」が上位にランクインし、懐かしのタイトルに対する関心が見られました。
新機能への期待
Nintendo Switch 2に搭載される新機能についても、Z世代は高い関心を示しています。特に、解像度が4Kに向上する点が注目されており、40%の学生が最も楽しみにしていると答えています。他にもバッテリー性能の向上やGameChat機能などが期待されています。
発売への期待感
面白いことに、Z世代の77%がNintendo Switch 2の発売を楽しみにしている一方で、実際の購入意向は低めです。このギャップは、「借りてでも遊びたい」「ゲーム実況を楽しみにしている」といった意見からも伺えます。現在のSwitchを持つ学生にとって、既存のハードウェアに愛着があることも一因でしょう。
まとめ
今回の調査結果からは、Z世代がNintendo Switch 2に対して抱いている期待と実際の購入意向の間には大きな乖離があることが分かりました。ゲーム機の新しい世代がどのようにZ世代に受け入れられるか、今後の動向に注目が集まります。また、リアルな意識を把握できるという点で、サークルアップの役割は今後も重要となるでしょう。
この調査に興味を持った方や、自社メディアへの転載を希望される企業は、サークルアップの公式サイトで詳細を確認できます。