2045年に向けた浜松市の未来を考える
先日、浜松市で開催された「2045年の浜松をもっと幸せに」というテーマのもと、ウェルビーイング・アイディアコンテストの受賞作品が発表されました。このコンテストは、市民の「暮らしやすさ」や「幸福感」を数値化する地域幸福度(LWC)指標を基に、次世代を担う若者たちが参加し、具体的なアイディアを考えることを目的としています。
コンテストの背景と目的
浜松市は、地域幸福度指標を活用することにより、市民の生活向上及び街づくりの意思決定に役立てています。このような指標を次世代の若者たちに理解し、実際のデータから説得力ある街づくりのアイディアを創出することがコンクールの狙いです。8月に行われたワークショップでは、株式会社LODUが開発したゲーミフィケーション教材を使用し、参加者はより実感を持って学びました。この体験から、多くの創造的で実現可能なアイディアが持ち寄られました。
受賞作品の概要
大学生・大学院生・専門学生の部
作品タイトル: 市民参加型プラットフォーム「やらまいかダッシュボード」
キャッチコピー: 一人ひとりの声が育てる、未来型防災シティ浜松
このダッシュボードは、日常アンケートや防災訓練参加を通じて市民がポイントを獲得し、地元商店で特典に交換できるアプリと連動しています。リアルタイムで地域の安全性や改善ポイントが可視化されることで、市民の防災意識が向上します。
- - 優秀賞: 片岩 拓也さん、大川 貴久さん(静岡大学)
作品タイトル: 移動から始めるwell-beingの再設計
キャッチコピー: 山里を日常圏へ
こちらの提案は、移動手段を整え、地域住民の幸福度を高める取り組みを論理的に展開しています。
中学生・高校生の部
- - 最優秀賞: 山名 悠希さん(浜松市立西部中学校)
作品タイトル: 佐鳴湖でランニング苗木駅伝
キャッチコピー: 音と緑と好きな植物で学び道
これは、通学路を学びの場とするアイディアで、地域の植物を育て、その成長に関する情報をQRコードで提供します。市民が参加する「苗木駅伝リーグ」も開催され、多世代が交流しながら環境保全に貢献します。
審査員のコメントと評価
本コンテストは、SDGsやデジタル政策の専門家による多角的な視点での審査が行われました。
審査員の一人、多田様は「LWC指標とストーリーを結び付けた非常に説得力のある提案が多く寄せられた」とコメントし、特に最優秀賞作品のユニークさと実利性が評価されました。「現実の政策としても高く評価される内容」とも称賛されました。
未来への希望
2045年の浜松に向けた若者たちの提案は、デジタル技術と柔軟な感性を活かしたもので、希望に満ちています。彼らのアイディアは、地域の幸福度を高めるための新たな指針となることでしょう。このコンテストを通じて、浜松市がどのように発展していくのかに注目です。
コンテストの運営
このアイディアコンテストは、株式会社LODUが主催し、浜松市の協力のもと実施されました。LODUは、ゲーミフィケーションを通じた教育コンテンツの開発にも力を入れており、若者たちが社会課題を解決する力を育成することを目指しています。