IWAKUNI QUESTの新体験
2025-09-24 13:07:30

『IWAKUNI QUEST』東京ゲームショウ2025で現実とリンク!新たな体験の実現

ゲームと現実をつなぐ新たな試み



2025年9月に開催予定の東京ゲームショウ(TGS2025)は、ゲームファンにとって毎年待ち望まれるイベントの一つです。その中で、株式会社リボーンスミスが手掛けるPCゲーム『IWAKUNI QUEST』のリアル連動の取り組みは、特に注目を集めています。このプロジェクトは、地元・山口県岩国市の文化や資源を取り入れたものであり、ゲームの魅力をより深く体験することができる機会を提供します。

リボーンスミスのコンセプト



リボーンスミスは、「デザインと修復を通じて、新しい価値を創造し、地域資源を再編集する」という理念を持っています。今回の『IWAKUNI QUEST』におけるリアル連動も、その理念を基にした実験的な取り組みです。ゲーム内のキャラクター設計やデザインは、岩国市の地理や歴史に基づいており、地域の特色を反映しています。

ゲーム内キャラクターの現実化



『IWAKUNI QUEST』のキャラクター「玖西あかり」は、岩国市屈指の観光地を背景にしたキャラクターです。このキャラクターは、玖珂縮という伝統的な織物を取り入れた衣装を着用しており、ゲーム体験と現実世界のブリッジとなる役割を果たしています。具体的には、会場スタッフが着用するポロシャツの袖口に玖珂縮の縞柄をワンポイントでデザインすることによって、来場者が実際にその質感を手に取ることができる工夫が施されています。

インビジブル技術の導入



更に、リボーンスミスの自社ブランド「LUVIDWORKS」が担当したユニフォームには、NFC機能を搭載した特製レザータグが使用されています。このタグは、革の内部に極薄のタグを隠し込む「インビジブル」技術を採用しており、外見には凹凸がなく、耐久性や耐水性にも優れています。来場者はスマートフォンをかざすだけで、岩国市の公式ポータルにアクセスできるという利便性も提供されています。

制作体制と地域貢献



リボーンスミスは昨年、「岩国城ちゃん」や「う飼様」の原案を制作。今年も新キャラクターの制作を受託し、岩国市の歴史や文化を元にしたキャラクターデザインに取り組んでいます。特に、「玖珂縮」に着目したことで地域文化の重要性を再認識し、その概念をキャラクター衣装に反映させることに成功しています。

地元の魅力を体験する場に



株式会社リボーンスミスの代表取締役、玉田和幸氏は「ゲームと現実が同じ設計思想で結ばれることで、地域の文化を伝えることができる」と語っています。岩国市の魅力を広く知ってもらうことで、観光客が実際に訪れるきっかけにもなればと期待しています。

東京ゲームショウ2025 概要



2025年9月25日から28日(ビジネスデイは25日と26日)に開催される東京ゲームショウ。会場は幕張メッセで、リボーンスミスはホール505-N01に出展予定です。『IWAKUNI QUEST』の試遊体験は予定されていないものの、リアル連動の成果を感じることができる貴重な機会となることでしょう。

公式リンク



地元文化を尊重した斬新な試みが、一体どのように展開されるのか、東京ゲームショウ2025では大きな期待が寄せられています。


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