新時代のeスポーツトレーニング拠点、HPSC ESPORTS LAB
2023年7月31日、一般社団法人日本eスポーツ協会(JESU)が新設した「HPSC ESPORTS LAB(HPSC Eスポーツラボ)」の発表会が開催されました。この施設は、味の素ナショナルトレーニングセンターの屋内トレーニングセンター・イーストに位置し、eスポーツの選手たちにとって画期的なトレーニング環境を提供します。
HPSC ESPORTS LABの使命
HPSC ESPORTS LABの設立は、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)が目指す、eスポーツの国際競技力向上をサポートするための一環です。この施設では、スポーツ医学や科学、最新の情報技術に基づいて、アスリートたちのパフォーマンスを最大限に引き出すことを目的としています。
eスポーツは、2026年に愛知・名古屋で開催される「第20回アジア競技大会」の正式メダル競技として位置づけられており、競技者たちの力量が試される場となります。JESUは、この新しい施設の開設を通じて、日本のeスポーツが国際的な舞台でさらに強化されることに尽力しています。
最先端のトレーニング機器
発表会では、愛知・名古屋アジア大会で日本代表として選ばれた2人の選手、貴田英貢也(eFootball™/PC)選手と栗原悠輝(ぷよぷよeスポーツ)選手が、最新のトレーニング機器を用いたデモンストレーションを行いました。デモでは、視線計測、心拍計測、および体表面温度測定など、多岐にわたるデータを収集し、選手のパフォーマンス向上にどのように寄与するかを示しました。
このようなデータを利用することで、選手は自身に合ったトレーニング方法を見出し、競技力を高めることができます。JESUは、この先進的なアプローチによって、他国に先駆けてeスポーツ選手の科学的トレーニングを確立しようとしています。
日本eスポーツ協会の取り組み
日本eスポーツ協会(JESU)は、国内におけるeスポーツの発展と普及を目指しており、特に青少年の競技力向上やスポーツ精神の普及に努めています。また、プロライセンスの発行や国際大会への選手派遣を通じて、国内外での競争力を高めるための活動を行っています。
JESUは、一般財団法人上月財団や公益財団法人ミズノスポーツ振興財団などのサポートを受け、さらなるeスポーツの振興を目指しています。協力団体としては、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)や一般社団法人日本オンラインゲーム協会(JOGA)が名を連ね、後援にはデジタルメディア協会(AMD)や日本アミューズメント産業協会(JAIA)が参加しています。
未来への期待
これからのHPSC ESPORTS LABの活動により、日本のeスポーツ選手が国際舞台で活躍する姿が期待されています。この新施設の活用により、選手たち一人ひとりが持つ潜在能力を引き出し、これまでにないレベルのトレーニングを提供することが可能になるでしょう。日本のeスポーツがどのように進化していくのか、今後の展開に注目です。