Mantraがゲームローカライズ事業に本格参入
マンガの翻訳で知られるMantra株式会社(東京・文京区)は、2026年からゲームローカライズサービスを本格的に展開します。これにより、国際的な市場での作品理解を活かしつつ、AI技術とネイティブ翻訳者の協力で短期間かつ高品質な翻訳を提供することを目指しています。
注目のゲーム『ゆんゆん電波シンドローム』
第一弾として、株式会社アライアンス・アーツが発売する『ゆんゆん電波シンドローム』のローカライズを担当しました。この作品は音楽ゲームと怪文書の融合をテーマにし、全15言語に対応、特に10言語においてMantraの翻訳が施されています。すでにSteamユーザーレビューで1,202件中、96.2%の好評を得るという成果を収めており、ユーザーからの期待にも応えています。
翻訳の実績と評価
2026年4月24日の発売以来、Mantraはこのゲームの約12万文字をフランス語、イタリア語、ドイツ語などの10言語へ3か月で翻訳しました。開発中のテキスト変更にも柔軟に対応し、各国の市場での評価も高まっています。具体的には、ポーランド語とタイ語は全ユーザーレビューが好評という完璧なデータを記録。また、Steamでの地域別トップセラーにもランクインし、多くのファンがこの作品に魅了されています。
アライアンス・アーツ社のコメントによると、10言語以上へのローカライズ挑戦は不安も伴いましたが、Mantraのスピーディな対応とユーザーフィードバックに基づく調整が大きな助けとなり、成功に至ったとのことです。
Mantraのローカライズサービスの特長
Mantraはマンガ翻訳で培った技術をゲームローカライズに拡張し、さまざまなテキストの翻訳を行います。プロセスにはAIが統合され、文脈や口調を考慮した品質管理が行われ、ネイティブ翻訳者が最終的にレビューします。さらに、複数言語を同時に扱いながらも、各言語ごとの文化的ニュアンスを反映した自然な表現を目指しています。
ゲームの開発過程においても、仕様変更やテキスト追加に対応できるよう継続的なサポートを提唱。これにより、手戻りや管理負荷を軽減し、効率的な作業環境を提供します。
今後の展望
Mantraでは、2027年以降数十タイトル規模のローカライズを目指し、制作体制を拡充しています。これにより、より多くの日本発IPが国際的な市場で展開されることが期待されています。エンターテインメント特有の表現に対応するための技術開発も進め、人とAIによる翻訳領域の両立を図っていく方針です。
ゲーム情報とMantraについて
ゲーム『ゆんゆん電波シンドローム』
- - 発売日: 2026年4月24日
- - プラットフォーム: PC(Steam)
- - ジャンル: リズムアドベンチャー
- - 開発元: Alliance Arts
- - パブリッシャー: Alliance Arts
- - 対応言語: 15言語(うち10言語をMantraが担当)
- - 公式サイト: アライアンス・アーツ公式ページ
Mantra株式会社について
Mantra株式会社は2020年に創業し、AI技術の研究開発と翻訳サービスを提供しています。特にエンターテインメント分野に特化したサービスで、受賞歴も多数あります。詳細は公式サイトをご覧ください:
Mantra公式ページ