Minecraftカップ第7回大会、全国に広がる地域パートナーシップ
2025年度に開催される第7回Minecraftカップが、さらに地域へと拡大します。今年の大会は、6県に加え20の市区町が参加自治体としてパートナーシップに加わりました。この取り組みは、子ども達にプログラミングやデジタルものづくり教育の機会を広げることを目的としており、地域社会の支援を必要としている全ての子どもたちに届けられます。
競技内容について
Minecraftカップでは、高校生以下を対象に「教育版マインクラフト」を用いた作品を募集しています。作品のテーマは「未曾有の災害から人類の命をまもれ!〜レジリエンスを備えたまちづくり〜」。これは、阪神淡路大震災からの30年と戦後80年という節目を反映した条項であり、災害の準備や気候変動に関連する内容を強調しています。
参加者は、災害や不測の事態に対応するためのより良い未来の町を表現することが求められています。主には2つの部門があり、「まちづくり部門」と「たてもの部門」に分けられています。
まちづくり部門: この部門では、レジリエンスや防災、復興をテーマにした未来の町の設計が求められます。
たてもの部門: 地域の防災対策に基づき、防災・減災に貢献する建物の設計が期待されています。
作品の締め切りは2025年9月4日、予選がその後始まり、地区大会は11月から12月にかけて行われます。全国大会は2026年2月に実施される予定です。
自治体パートナーの重要性
教育版マインクラフトを武器に、地域ごとに異なる特色を活かしたワークショップや体験会が自治体によって実施されています。この取り組みは、地域の教育委員会や学校との連携を強化し、子どもたちが大会へ参加するためのサポートをしています。
教育長や自治体の関係者も、作品に対して表彰式などを行い、参加者を称えています。たとえば、群馬県や奈良県などの県からは特別賞が贈られることもあります。
自治体パートナー一覧
参加自治体として、群馬、奈良、和歌山、徳島、佐賀、鹿児島の6県に加え、札幌市、さいたま市、遊佐町、会津若松市、品川区、葉山町、藤沢市、長野市、日進市、鳥取市、日南町、下関市、長門市、佐賀市、基山町、宇城市、宇佐市、高原町、伊佐市など、総勢20市区町が参加します。
各自治体が地域の特性を生かして、どのような作品や支援が展開されるのか、今後の動向が注目されます。
チャレンジする子ども達を応援しよう
デジタルものづくり教育は、次世代のクリエイターを育成する一助になります。Minecraftカップは、ただのコンペティションではなく、地域の子ども達が協力し合い、創造力を発揮する場です。興味がある自治体は次年度パートナーとしての参加を検討してみても良いでしょう。
Minecraftカップ公式サイトには、詳細情報や参加方法などが掲載されており、自治体様向けのパートナーシップページも用意されています。興味がある方はぜひ訪れてみてください。公式サイトURLは
こちらです。