NETGEARの新ネットワークスイッチ「M4350シリーズ」を紹介
高性能なネットワーク管理が実現
ネットギアジャパンが新しく「M4350シリーズ」を発表しました。このシリーズは、AV over IP環境だけでなく、企業や教育機関、公共インフラなど多様な用途に適した設計が特徴です。8月1日から販売が開始されるこのフルマネージスイッチは、特にAV業界のニーズに応えることを目指しています。
発表会の模様
新製品の発表会は、ネットギアのオフィスで盛況に行われました。会場には多くの販売代理店やAV関係者が集まり、実機デモを通じて新シリーズの魅力を体感しました。「導入後の運用が具体的にイメージできた」という声や「既存設備との親和性が高い」といった意見が多く寄せられました。これにより、M4350シリーズがどれほどストレスフリーな運用環境を提供できるのかが再確認されました。
AV専用GUIと柔軟なネットワーク性能
M4350シリーズは、直感的なAV専用GUIを搭載しており、Zero Touch Provisioning(ZTP)や最大1,840WのPoE++給電など、高度なネットワーク構成を実現する機能が充実しています。そのため、特にAVのプロフェッショナルたちから評価が高く、既存の「M4250シリーズ」に続く上位機種として期待されています。
受賞歴と専門家の評価
M4350シリーズは、Interop Tokyo 2025で準グランプリを獲得したり、InfoComm Asia 2025で年間最優秀メーカー賞を受賞したり、国内外の展示会でその革新性が高く評価されています。これにより、次世代のAVネットワークスイッチの基準ともなりつつあるのです。
統合型ネットワーク管理を実現
この新シリーズは、NETWORKのAV向けローカルネットワーク管理プラットフォーム「Engageコントローラー」と連携して、スイッチやアクセスポイント、ルーターを一括管理する統合ソリューションを提供可能です。これにより、通常のITネットワークにおいても高い管理効率を達成します。
マルチユース設計でIT網にも対応
M4350シリーズはAV用途に特化した設計でありながら、静的/動的ルーティング(RIP/OSPF)、ACL、QoS、DHCPサーバー機能など、一般的なIT機能も備えています。このため、教育機関や企業、ホテル、医療施設など様々な場面での活用が期待されています。
クラウド管理でどこでもネットワークを監視
「M4350シリーズ」はNETGEAR Insightによるクラウド管理にも対応。離れた場所にあるネットワーク機器を一括で可視化し、管理することが可能です。これにより、効率的なIT運用と保守のコスト削減が実現されます。
主要製品とその特徴
- - M4350-8M2V: 2.5Gポート×8, 最大551WのPoE給電サポート
- - M4350-24F4X: 1/2.5G SFP×24, 10G×4のポートを搭載
- - M4350-40F4C: 10G SFP+×40、100G QSFP28×4の豊富なポート
このように、M4350シリーズはAV業界のニーズに応えるだけでなく、さまざまな一般ITネットワークの要件にも適応した新たな選択肢を提供します。ネットワークの革新と向上を求める方々には、この製品が強力な支援となるでしょう。