名作ゲーム音楽の新たな魅力を体感しよう!
2025年6月29日、調布市文化会館たづくりのくすのきホールで、特別なデュオピアノコンサートが開催されます。このイベントは、調布国際音楽祭2025の一環として、ベンヤミン・ヌスと森下唯の初共演によるものです。
注目の演奏者たち
ベンヤミン・ヌスはクラシック音楽の才能を持ちながらも、ゲーム音楽への情熱を抱くピアニストです。今年4月にリリースされた『NieR: Piano Journeys』でその名を広め、世界的な注目を浴びています。一方、森下唯もまたスクウェア・エニックスの『Piano Cover Collection from SQUARE ENIX MUSIC Channel』でアレンジを手掛け、ゲーム音楽の普及に貢献してきた実力派です。
この2人が2台のピアノで織りなす音楽は、日本のゲーム・アニメ音楽に新たな命を吹き込むものとなるでしょう。
特別なプログラム
公演では、「ファイナルファンタジー」「クロノ・クロス」「アクエリオンEVOL」といった名作ゲーム音楽を独自のアレンジで再構築し、現代のクラシック音楽へと昇華させる試みがなされます。「Die Neue Klassik Japans」と名付けられた本企画は、ゲームに根ざした音楽が新たな形で評価される貴重な機会となります。
さらに、浜渦正志、菅野よう子、下村陽子といった著名な作曲家によるオリジナル作品にも焦点を当て、日本のポップカルチャーの豊かな創造性をクラシック音楽祭の場で振り返るユニークなプログラムが展開されます。
プログラム内容
時間を共有するこの特別なコンサートでは、以下の曲目が演奏されます。
- - 浜渦正志(森下唯編):「願い(ファイナルファンタジーXIII-2より)」
- - 光田康典(森下唯編):「時の傷痕(クロノ・クロスより)」
- - 植松伸夫(榎政則編):「ファイナルファンタジーVII」
- - 野村渉悟:「Spellbound Skies」
- - 浜渦正志:「東京」
- - 菅野よう子(森下唯編):「神話的組曲『アクエリオンEVOL』」
- - 下村陽子(森下唯編):「Vector to the Heavens」
公演は120分間に渡り、音楽の旅が体感できます。ぜひ、普段はゲームを通じてしか感じることのできない名曲の数々を、豊かな音色で聴くために足を運んでみてください。
開催情報
- - 日時:2025年6月29日(日)13:00開演(12:30開場)
- - 場所:調布市文化会館 たづくり くすのきホール(全席指定)
- - 料金:5,000円(U29:30%割引)
- - 出演者:ベンヤミン・ヌス(ピアノ)、森下唯(ピアノ)
調布国際音楽祭2025に登場するこのコンサートは、音楽の新しい形を楽しむ特別なイベントです。ぜひともご期待ください。
調布国際音楽祭2025について
調布国際音楽祭は、2025年6月21日から29日まで行われ、調布市内の各所でさまざまな音楽イベントが催されます。音楽の旅を通じて新しい発見をしてみませんか!