音響制作の未来
2025-07-11 10:53:20

東北新社、中国で音響制作の新たな可能性を追求する「ChinaJoy 2025」に出展

東北新社が「ChinaJoy 2025」へ出展



株式会社東北新社は、2025年8月1日から4日まで中国・上海で開催されるアジア最大のデジタルエンターテインメント展示会「ChinaJoy 2025」に参加することを発表しました。昨年に続くこの出展は、音響制作の専門家としての地位をさらに強化し、アジア市場での認知度を高める狙いがあります。

音響制作の強み



東北新社の音響字幕制作部門は、創業以来、日本語吹替や字幕制作、そして話題のアニメーション作品の音響制作において、業界最高水準のクリエイティブ力を誇っています。近年では、『ファイナルファンタジーⅩⅥ』や『モンスターハンターライズ』など、多くのゲーム音響制作にも関与し、その実績は国内外で高く評価されています。現在、音響制作における新たなパートナーシップを構築し、可能性を広げるために、ブース規模を昨年よりも拡張する予定です。

出展内容とイベント



「ChinaJoy 2025」では、東北新社の出展ブースで、現地の企業との交流や提案を積極的に行い、音響制作の専門性を広める活動を行います。また、同時期に開催される「2025 CIGDC 中国国際ゲーム開発者カンファレンス」でも、音響字幕制作事業部の岡野晃二事業部長が、日本の音響制作の代表としてプレゼンテーションを実施し、インターナショナルなビジネスの構築に貢献します。

さらに、8月1日には上海に拠点を置く音楽制作会社「CASTALIA AUDIO」と新潟の「Tsugi合同会社」と共に、合同イベント「Game Sound Oasis」を開催。各社の強みを発信し、音響制作に対する新たなアプローチを提示します。これにより、業界関係者とのネットワークを強化し、協力関係を築く場を提供することが期待されています。

新設の音響制作センター



今年4月には、新たに「ゲーム・アニメ音響制作センター」を設立しました。この専門組織では、中国語に対応できるスタッフを増員し、セリフ収録や音楽制作、さらにはグローバル基準での多言語版制作にも迅速に対応できる体制を整えています。また、外国映画やドラマ部門でも、中国の作品に特化したローカライズに力を入れており、ゲームやアニメだけでなく、さまざまなコンテンツでのグローバル展開を加速させています。

音響制作事業の実績



2024年度には、音響字幕制作事業で累計3,644本の制作を行い、そのうち約550本がゲーム関連の制作でした。著名な作品には『SILENT HILL 2』や『ファイナルファンタジーⅩⅥ』、おすすめのアニメーションや外国映画も数多く手掛けています。これにより、音響制作に関する信頼性とテクノロジーの優位性が証明されています。

今後の展望



東北新社は、これからも培った音響制作技術を基に、国際的なパートナーシップを活用し、クオリティの高いコンテンツ制作を進めていく意向を示しています。アジア地域との共創を通じて、より多くの人々に魅力的な体験を提供することを目指しています。今後の活動にぜひご注目ください。


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