日経リサーチが発表した「ブランド戦略サーベイ1000」
株式会社日経リサーチは、2023年9月10日に企業のブランド価値を測定する新しい指標、「ブランド戦略サーベイ1000」を発表しました。この調査は、2003年から続いている「ブランド戦略サーベイ」の新しいバージョンで、総合指標「Nikkei-R Brand Equity Score(NBES)」を導入しています。
調査の目的と概要
この調査では、コンシューマー向けとビジネスパーソン向けの2つの編成で、約16万人が回答した結果を基に、企業のブランド価値を可視化します。主要な企業1000社を評価することによって、どのようにブランドが社会で受け入れられているのかを明らかにします。
最新のランキング内容
2026年版の調査では、総合ブランドランキングのトップはトヨタ自動車で、続いて任天堂、ユニクロと続きます。コンシューマー編ではユニクロがトップであり、ビジネスパーソン編ではトヨタ自動車が首位を獲得する結果となりました。これらの異なる評価により、企業のブランド力や認知度がどのように社会で評価されているかが浮き彫りになります。
新しい指標「社会必要度」
今年から新たに追加された「社会必要度」という指標は、企業が社会に与える影響を測るものです。この指標では、特に社会的課題に取り組む企業に対する期待感が反映されます。コンシューマー編では「身近な日常生活を支える企業」が評価され、ビジネスパーソン編では「産業基盤を支える企業」が注目されました。上位には圧倒的なブランド認知と信頼を誇る企業が名を連ねています。
調査の方法と特長
この調査は、日経リサーチ独自の調査フレームワークを用い、多様な指標から自社ブランドの位置や構造を把握できるように設計されています。たとえば、約16万人から得た評価結果により、企業は自社のブランド価値を客観的に見直すことができ、さらなる成長への道筋を考える手助けとなります。
調査結果を活かす
また、企業は調査結果を基にしたダッシュボード機能を通じて、いつでも分析結果にアクセスできるようになっています。これにより、ブランド戦略の改善や新しい施策の立案に役立てることが期待されます。時代とともに変化する市場のニーズに応えるためには、こうしたデータドリブンなアプローチが不可欠です。
まとめ
「ブランド戦略サーベイ1000」は、企業のブランド価値を評価するための重要なツールとなるでしょう。今回の調査は、ブランドのプレゼンスを考慮したうえで、企業がどのように社会に貢献できるかを具体的に示しています。今後も日経リサーチは、企業の競争力を高めるための調査・分析に注力していくことでしょう。