三国志大戦プロデューサーによる特別授業でゲーム制作を学ぶ

ゲーム制作を学ぶ特別授業、セガの西山氏が登壇

東京コミュニケーションアート専門学校（TCA）では、将来ゲーム業界で活躍したい在校生のために、定期的に実践的な特別ゼミを開いています。この授業では、業界の第一線で活躍するプロフェッショナルを講師に招き、リアルな現場の考え方を学ぶことができます。

西山泰弘氏のレクチャー

昨年の特別授業では、セガの名プロデューサー西山泰弘氏を迎え、彼の経験を基に“ゲームの企画・設計”について深く掘り下げました。「三国志大戦」シリーズの開発に携わってきた西山氏が直接学生に指導する場面は、真剣な眼差しを向ける学生たちの姿が印象的でした。

新作『魁三国志大戦』の開発秘話

西山氏は、2025年春にリリース予定の新作ブロックチェーンゲーム『魁三国志大戦 - Battle of Three Kingdoms -』についても語りました。その魅力的なビジュアルとダイナミックなバトル演出が早くも話題を集めており、生徒たちにとって貴重な情報源となりました。授業の中で、制作の裏話や大切にしているポイントも惜しみなく教えてくれました。

実践型の授業形式

TCAでの特別授業は、学生が主体的に参加できる「実践型」です。この授業では、講義だけでなく学生自らのアイデアを出し合い、仲間と意見を交わす時間も設けられています。実際の流れとしては、今の時代に相応しいゲームジャンルの分析や、自分たちのアイデアのプレゼンテーションを通じてプロからフィードバックを受けることが含まれています。

ユーザー視点を重視

西山氏の言葉を借りると、「面白いゲームは、誰がどんな気持ちでどう楽しむかを考えることから始まる」とのこと。この視点を大切にすることが、学生たちにとって大きな学びとなっていました。

学生の反響

授業後のアンケートでは、学生から以下のような声が寄せられました。

- 「初めて、自分の考えを相手に伝えることの大切さを実感しました。」
- 「プロのフィードバックを受けられるのは貴重な経験で、今後の方向性が見えました。」
- 「仲間と教え合ったり意見を交わしたりする楽しさを実感しました。」

このように、特別授業を通じて多くの学生が積極的に考え、受動的なプレイヤーからクリエイターとしての第一歩を踏み出しています。

TCAの体験授業

TCAでは、「好き」を仕事にするための体験授業を通じて、高校生がゲーム業界に一歩踏み出せる機会を提供しています。毎週末にオープンキャンパスや体験授業を実施。AO入試、学費相談、ゲームクリエイター就職などのテーマについても詳しく教えてもらえるため、自分のキャリアに向けた具体的な一歩を踏み出すことができます。

ゲームクリエイターになりたいけれど何から始めれば良いか分からない方は、ぜひ現役プロから体験授業で直接話を聞いてみてください。新たな可能性が広がるかもしれません。