高校生XR作品
2025-08-22 17:33:38

九州学生ゲーム大祭2025にて高校生が生み出すXR作品の未来

九州学生ゲーム大祭2025における精力的な若者たち



2025年8月22日、福岡市で開催された「九州学生ゲーム大祭」は、多くの期待を集めるイベントでした。この日、高校生や地域クリエイターたちが製作したXR(拡張現実)作品が一堂に集まり、来場者の目を引きました。本記事では、出展された作品とその背景を深掘りし、高校生たちのクリエイティブな挑戦についてご紹介します。

出展校と協力団体



game祭の中心にあったのは「希望が丘学園鳳凰高等学校 サイエンスクラブ」と「XR Meetup Kagoshima」です。monoDuki合同会社は、これらの教育機関と連携し、地域資源や環境問題に焦点を当てた作品の展示を実現しました。企画から開発、デザインまでを自ら手がけた高校生たちにとって、学外で自身の作品を発表する機会は大変貴重です。

体験型XR作品の魅力



出展作品の中でも特に注目を集めたのが「XR深海魚仕分け人」と「タツノオトシゴXR」です。

XR深海魚仕分け人



この作品は、鹿児島の地域資源である深海魚をテーマにしており、高校生たちが製作した学びも体験できるインタラクティブなゲームです。プレイヤーは深海魚の生態や地域の環境について楽しみながら学ぶことができ、自らの手で仕分け作業を行うという新しい体験を提供しています。

タツノオトシゴXR



一方、「タツノオトシゴXR」は、国内唯一の観光養殖施設であるタツノオトシゴハウスとの協力によって生まれたプロジェクトです。こちらも環境に対する意識を高めることを目的としており、参加者は体験を通じて海の大切さについて学ぶことができます。この形の海洋教育コンテンツは、地域の観光資源とエコロジーの両方を意識した新しい形態の教育として大きな意義を持っています。

熱気にあふれる交流の場



出展者たちの交流も大変盛況でした。ブース間を行き交う高校生たちの中には、他のクリエイターと積極的に意見を交わし、業界のトレンドや自身の将来について熱く語る姿が見受けられました。このような場は、単なる作品の展示にとどまらず、新たな発想を生む貴重な機会となったことでしょう。

今後に向けた取り組み



monoDuki合同会社は、2024年からDXハイスクール採択校の教育支援を本格始動し、地域のデジタル人材育成を進めています。こうした取り組みは、高校生たちが持つ潜在能力を引き出し、未来のクリエイティブな社会を築くための礎となるでしょう。

2025年の「九州学生ゲーム大祭」は、高校生たちの情熱とチームワークが光るイベントでした。今回の展示を通じて、彼らは自らの能力や可能性を感じ取り、次のステップへと進むきっかけを掴んだことでしょう。今後の彼らの活躍に期待が寄せられます。


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