株式会社Chammi、SBIエンタメアクセラレーションに選出・受賞の快挙

東京都渋谷区に本社を構える株式会社Chammiは、SBIインベストメントが主催する「SBI Entertainment Acceleration（SEA）」に選出され、2025年7月1日に開催されたデモデイでバンダイナムコ021ファンド賞を受賞しました。同社はコンテンツに特化したIPグロースパートナーとして急成長を遂げており、今後の展開に期待が高まります。

SBI Entertainment Acceleration（SEA）について

エンターテインメントとファンエンゲージメントに焦点をあてた「SBI Entertainment Acceleration（SEA）」は、シード期のスタートアップを対象とした2ヶ月間のプログラムです。期間中は、エキスパートによる週次メンタリングが行われ、業務戦略の見直しや資金調達支援などが実施されます。

デモデイは2025年7月1日に「GROWTH 京都河原町」にて行われ、10社のスタートアップが参加。各社は自身のビジネスモデルをプレゼンテーションし、エンタメ業界の著名な企業から構成される審査員によって評価されました。Chammiの出展も注目を集め、見事なピッチによりバンダイナムコ021ファンド賞を獲得するという快挙を達成しました。

Chammiのビジョン

Chammiは「名もなき才能を、世界の誰かの'推し'にする」というビジョンを掲げ、インディーや小規模IPの発掘と育成に力を入れています。日本のポップカルチャー市場は急成長を遂げており、多くの隠れた才能や素晴らしいコンテンツが埋もれています。これらをテクノロジーとコミュニティの力で世界に広め、小規模IPの再現性ある育成プロセスを構築していくことを目指しています。

このアプローチによって、Chammiは長年注目されていなかった文化資産を掘り起こし、ファンベースを形成することで、新たな市場を切り開いています。特に、海外展開が進んでいない作品に対して積極的にアプローチし、独自のノウハウを活かして支援しています。

株式会社Chammiの成り立ち

株式会社Chammiは、もともと2021年3月に設立されたmigaku合同会社を母体とし、2024年12月に現在の形に組織変更した新しい会社です。アメリカにも拠点を持ち、アニメや漫画、ゲーム、Vtuberなど、日本発のコンテンツのPRやマーケティング、ライセンシングを支援しています。

ChammiのCEOである武井梨名さんは、エンターテインメント業界における長年の経験をもとに、日本独自のコンテンツの魅力を世界に伝えたいという強い意志を持っています。彼女のリーダーシップの下、Chammiは成長を続け、今後のさらなる発展が期待されます。

今後の展望

Chammiの受賞は、今後のビジネスにおいて大きなステップとなるでしょう。バンダイナムコ021ファンド賞の受賞により、さらなる資金調達や市場展開の可能性が広がります。エンターテインメント市場の競争が激化する中で、Chammiがいかに効果的にインディーIPを育成し、世界市場に進出していくのか、その動向に注目です。