LightSpeed Studiosが未来のゲームを切り開く
2025年3月20日、グローバルゲーム開発スタジオのLightSpeed Studiosがサンフランシスコで開催されたゲーム開発者向けカンファレンスGDC2025にて、「オリジナルIPイニシアチブ」の発表を行いました。この新たな戦略は、同スタジオがオリジナルゲームタイトルの開発により一層注力することを示しています。
新時代の幕開け
LightSpeed Studios副社長であり、LightSpeed LAのゼネラルマネージャーであるスティーブ・C・マーティン氏は、現在進行中のAAA級オープンワールドアクションゲーム『Last Sentinel』の新情報を公開。さらに、日本のゲーム開発シーンでも著名な伊津野英昭氏が率いるLightSpeed Japan Studioが、未発表の新作ゲームの初期開発に着手したことも明らかにされました。
これにより、LightSpeed Studiosはオリジナルゲーム制作における強い意欲を示す結果となりました。
オリジナルIPイニシアチブの詳細
新たに設立された「オリジナルIPイニシアチブ」は、Greaterを意味する「グローバルな品質の向上」を目指しています。スタジオの開発チームは、各国の独立した開発拠点を活かし、クロスプラットフォームで、より洗練されたオリジナルゲームを創出することを目指しています。特にLightSpeed Studiosは、PUBG MOBILEの成功を受けて、オリジナル開発をさらに強化するために新たな拠点を展開しています。
各スタジオは、LightSpeedが誇る最先端の研究開発技術を駆使し、プレイヤーにとってのリアルなゲーム体験を提供すべく取り組んでいます。この進展は、GDC2025のワークショップでも取り上げられ、業界内外から大きな関心を集めました。
伊津野英昭氏の新プロジェクト
GDC2025では伊津野英昭氏の発表も注目を浴びました。彼は、かつて『デビルメイクライ』や『ドラゴンズドグマ』などを手がけた実績を持つゲーム開発者であり、そのノウハウとチームビルディング手法を活かした新たなAAAタイトルの発展に取り組む姿勢を示しています。
「私たちは、新たなクリエイティブ環境の構築を目指しています。プレイヤーが驚くような新しい体験を提供し、全く異なる仕組みを構築していきたい。」と伊津野氏は強調しています。
グローバルなゲーム体験の提供
LightSpeed Studiosでは、地域ごとの文化やアイデンティティを尊重しながら、ゲーム開発を行う体制を整えていくことが重視されています。特に、東洋と西洋の異なるゲーム哲学の融合を通じて、共通のビジョンを持つグローバルなチームが、真にユニークなゲーム体験を創り出そうとしています。例として、スティーブ・C・マーティン氏がリードする『Last Sentinel』プロジェクトは、Rockstar GamesやMeta、EA Gamesなどのトップスタジオ出身者で構成された豪華なチームによって進行中です。
「オリジナルゲーム開発は、スタジオの夢でもあります。独自の世界観を作り上げ、魅力的な物語を紡ぐことがこの仕事の本質です。」と、マーティン氏は確信を示しています。
LightSpeed Studiosについて
LightSpeed Studiosは、中国、アメリカ、カナダ、日本など多くの国に開発拠点を持つグローバルなゲームスタジオです。『PUBG MOBILE』をはじめ、様々なジャンルで50以上のゲームを開発し、累計ユーザー数は40億を超えています。今後も、ストーリーや先端テクノロジーを融合させ、プレイヤーにとっての新たなゲーム体験を提供していくことを目指しています。詳細は公式サイトやSNS等でご確認ください。