あまた株式会社を完全子会社化し、新たなゲーム体制を構築
株式会社ジーゼは、あまた株式会社の全発行済株式を取得したことを発表し、両社の協力によって新たなゲーム開発の可能性を広げることになりました。この完全子会社化によって、ジーゼの開発体制は総勢250名となり、今までの得意分野であるソーシャルゲームに加え、VR・XR、コンソールゲームといった新たなタイトルの開発にも注力していく方針です。
背景と概要
ジーゼは2013年に設立され、主にソーシャルゲームの開発・運営を行ってきました。一方、あまた株式会社は2008年の設立以来、モバイルゲームやコンソールゲームの開発を進めており、特に最近ではVR・XRプラットフォームにおいて急速に成長しています。あまた社は多様なタイトルを世に送り出しており、その高い技術力と開発体制は日本のゲーム業界において確固たる地位を築いています。
両社が手を組むことで、それぞれの強みを融合させ、新たなエンターテインメントの形を提供することが期待されます。特に、VR・XR分野では、あまた社のオリジナルタイトルが高く評価されており、未来の展望においても注目が集まります。
あまた社の実績とその影響
あまた社は、VR・XR開発において多くの受賞歴を持つタイトルを抱えており、『Last Labyrinth』や『オノゴロ物語』などが彼らの代表作として名を馳せています。これらのタイトルは国内外での評価が高く、それによりVR・XR市場におけるあまた社の存在感はより一層増しています。今回の子会社化により、新しいタイトル開発も進むことが見込まれています。
新たな開発体制の構築
ジーゼがあまた社の経営陣を維持しながら、新たに代表取締役の鈴木が取締役として参画します。このシナジーによって、両社の技術を最大限に活かす体制が整います。特に、ジーゼの長期的な運営力とあまた社のマルチデバイス対応の高品質な制作ノウハウが組み合わさることで、ユーザーにとってより優れたゲーム体験を提供できるでしょう。
共に描く未来
両社の代表によるコメントでは、ジーゼの鈴木はあまた社を迎え入れられることを非常に嬉しく思うと述べ、あまた社の技術力がグループの競争力を強化することに確信を持っています。一方、あまた社の髙橋は、この合併が互いにとって新たな挑戦の出発点となり、ユーザーに革新的な体験を届けることができると豪語しています。
ジーゼおよびあまた社双方の持つリソースを最大限に活用し、今後ますます多様なゲーム体験を提供することが期待されるこの業界への影響も見逃せません。また、両社の今後の展開についても注目が集まります。
企業概要
株式会社ジーゼ
- - 所在地: 大阪府大阪市西区土佐堀1-5-11 KDX土佐堀ビル9階
- - 代表者: 鈴木智洋
- - 設立: 2013年3月1日
- - 主な事業内容: ソーシャルゲーム開発・運営、VR・XR事業、教育事業
- - URL: gzeal.co.jp
あまた株式会社
- - 所在地: 東京都新宿区北新宿1-4-1 アルマビル
- - 代表者: 髙橋宏典
- - 設立: 2008年6月25日
- - 主な事業内容: ゲーム事業、VR・XR事業、映像事業、メディア事業
- - URL: amata.co.jp