第7回Minecraftカップ全国大会が東京大学で開催
2026年2月15日、東京大学にて第7回Minecraftカップ全国大会が開かれます。この大会は、教育版マインクラフトを利用し、全国の子どもたちが創造力を発揮する場として設けられています。特に今年のテーマは「災害に立ち向かう力」であり、阪神淡路大震災から30年、戦後80年を迎える節目の年にふさわしいテーマとなっています。
大会の意義と目的
Minecraftカップは、子どもたちが「教育版マインクラフト」を通じて、社会にとって重要なテーマについて考え、独自の解決策を生み出すことを促す目的で開催されています。今回募集されている作品は、災害や気候変動、戦争といった予測できない出来事に対応する未来のまちづくりを考えるもので、参加者には大変な挑戦となるでしょう。
特に、今年の大会では「レジリエンスを備えたまちづくり」が求められています。レジリエンスとは、困難に直面した際でも人々が立ち上がる力を指し、壊れたものを再構築する力を意味します。このレジリエンスをもとに、子どもたちはマインクラフトの世界で新たな社会をデザインすることになります。
審査員の顔ぶれ
全国大会には、教育やクリエイティブ分野の多様な専門家が審査員として参画します。日本初のプロマインクラフター、タツナミシュウイチ氏を審査員長に、YouTubeで7億回以上再生されているMinecraft実況のKazu氏や、災害支援活動に特化した加藤愛梨氏などが名を連ねます。また、地域デザインや観光、DXなど広範な視点を持つ齋藤精一氏も新たに加わり、各専門家が異なる視点から作品を評価します。
今年の審査では、子どもたちが制作した作品が「まちづくり部門」と「たてもの部門」に分かれて審査され、特に「まちづくり部門」では審査員が最終的な作品の評価を行います。
参加方法
作品の応募はすでに始まっており、締め切りは9月4日です。参加したい方は、教育版マインクラフトを使って2つの部門にエントリーし、未来のまちや建物をテーマにした独創的なアイデアを形にするチャンスです(参考:
[Minecraftカップ公式サイト])。
まとめ
Minecraftカップは、ただの競技イベントではなく、教育や学びの場としての重要性を持ち、参加者たちが創造性や問題解決能力を育むきっかけとなります。今年の大会テーマ「レジリエンスを備えたまちづくり」を通じて、子どもたちは社会課題を考え、相互に支え合いながら未来を切り拓く力を高めることでしょう。思いの詰まった作品をぜひ楽しみにし、応援したいですね。