SunとKLab社が業務提携でエンタメ界に新風吹く
2025年6月25日、株式会社Sun Asterisk(通称:Sun)が、モバイルオンラインゲームで知られるKLab株式会社(以下、KLab社)と業務提携契約を正式に締結することが決まりました。この提携は両社が持つ知見とリソースを組み合わせ、新たなビジネスチャンスを生み出すことを目指しています。
Sunのビジョンと強み
Sunは「誰もが価値創造に夢中になれる世界」というビジョンのもと、創立以来4つの国、6つの都市で2,000名以上のエンジニアやクリエイターを擁するデジタルクリエイティブスタジオ事業を展開しています。彼らはビジネス、テクノロジー、クリエイティブの三位一体での事業開発に強みを持っており、これまでに1,000以上のサービス開発支援を行ってきました。
具体的には、プロアーティスト向けのファンクラブアプリ「ALLLY」の運営や、スマートフォン向けゲームやイラストの受託制作、さらにはブロックチェーンゲーム事業など、エンターテインメントの多様なサービスを展開しています。
KLab社の戦略と実績
一方、KLab社は「世界と自分をワクワクさせろ」をミッションに、大型モバイルオンラインゲームの企画や開発、運営を行っています。世界的な通信網の発展やスマートフォン普及により、ゲーム市場は急速に成長していますが、KLab社は新規タイトルの開発と安定運用を通じて事業知見を深め、さらなる成長に向けた人材の技術向上に力を入れています。
提携の背景と目的
今回の業務提携は、Sun
がグループに参画した株式会社グローバルギア(以下、GG社)の株式取得を契機に行われました。この中で両社は対話を重ね、相互の成長戦略においてシナジーを生み出す可能性を見出しました。業務提携の締結は、相互理解を深める第一歩と位置づけられており、将来的な協業の機会を模索する重要なステップとなります。
今後の展望
業務提携を通して、Sunは自身のデジタルクリエイティブスタジオ事業で培った技術、ノウハウ、経験と人的資源を活用し、新たに参画するGG社のリソース、さらにKLab社のモバイルオンラインゲーム事業での知識と経験を融合させることが狙いです。この協力により、Sun*及びKLab社の事業展開が加速し、さらなる成長と企業価値の最大化、そして「誰もが価値創造に夢中になれる世界」の実現を目指します。
この提携は、エンターテインメント業界に新たなイノベーションをもたらすことが期待されており、今後の展開に注目が集まります。