高校生の農業体験
2026-03-12 09:43:31

高校生が提案する農業体験ゲームで農業との関わりを広げる新しい挑戦

高校生が提案する農業体験ゲームで農業との関わりを広げる新しい挑戦



日本の農業は現在、担い手不足という重大な課題に直面しています。農林水産省の報告によれば、基幹的農業従事者の平均年齢は67.6歳に達し、2020年以降、その数は約34万人も減少しました。こうした現状を打破するため、農業に興味を抱く若者層を増やし、彼らの農業との関わりを深める取り組みが必要です。

その一環として、Metagri研究所(運営:株式会社農情人)が始めたのが「メタバース農業体験プロジェクト」です。このプロジェクトは、現役の高校生たちが主体となり、農業に関連する新しい体験を提供することを目指しています。その第一弾として、ゲームプラットフォームRoblox上で発表されたのが、協力型農業体験ゲーム『Get the Metavege!』です。

農業の担い手不足の背後にある課題


農業の担い手不足は厳しい現実であり、これまでの対策は新規就農者の増加に重きを置いていました。しかし、根本的な原因は「若年層が農業に触れる機会が少ない」ことにあります。この問題を解決するには、農業の楽しさや面白さを感じてもらえる機会を提供することが不可欠です。

Metagri研究所の挑戦


Metagri研究所は、「農業の関わりシロを広げる」という目標のもと、農業体験を通じて様々な形で農業を楽しむ機会を創出しています。具体的には、高校生や大学生を対象にしたインターンプログラムを実施しており、農業AIメディアの取材や、地域との連携によるコンテスト運営など、多岐にわたるプロジェクトを展開しています。

こうした取り組みの中で、インターン生はただ学ぶだけでなく、実際に企画から実行までのプロセスを経験します。たとえば、今回の『Get the Metavege!』はその象徴的なプロジェクトの一つです。高校生たちが自ら農業体験ゲームを企画し、開発しました。

『Get the Metavege!』の魅力


『Get the Metavege!』は、プレイヤーが協力して農園を育てる形式のゲームです。ゲーム内でのミニゲームや収穫を通じて、農業の楽しさを実感できます。現役高校生のさえりさんを中心に、約4か月間の開発期間を経て完成したこのゲームは、ゲームコンセプトの立案からキャラクター制作、体験会の実施に至るまで、あらゆる工程を主体的に進めました。

本作では、AI 3Dモデリングツールを活用し、Metagri研究所オリジナルキャラクター「メタグリくん」も制作されています。このように、農業とデジタルの融合を試みたことにより、新たな視点での農業体験ができるようになりました。

農業を伝える新たな役割


このプロジェクトは、若者が農業と向き合う新しいスタイルを示しています。農業が誰の手に委ねられるべきかという従来の問いに加え、「誰が農業を伝え、関わりの裾野を広げるか」という新たな視点が必要になっています。

Metagri研究所は今後も、高校生や大学生が農業に関わりを持つ、さまざまなプロジェクト型の取り組みを進めていきます。農業とテクノロジーの融合がもたらす未来に期待が寄せられます。

Metagri研究所の概要


Metagri研究所は、農業と新技術を掛け合わせ持続可能な農業を実現するため、2022年から活動を開始しました。現在、1,300名以上の参加者が集まり、失敗を恐れず新たな社会実験に挑戦しています。興味のある方は、ぜひ公式サイトからコミュニティに参加してください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: Roblox 農業体験 Metagri

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。