大阪電気通信大学がメタバースに新たなキャンパスを建設！

大阪電気通信大学がメタバースに“第三のキャンパス”を建設予定！

大阪電気通信大学は、国内最大手のメタバースプラットフォーム「cluster」と提携し、新たな教育の形を模索することとなりました。特に注目すべきは、メタバース空間における“第三のキャンパス”の建設計画です。

メタバースプラットフォーム「cluster」について

クラスター株式会社が運営する「cluster」は、ユーザーがバーチャルな環境でイベントに参加したり、ゲームを楽しんだりできるプラットフォームです。スマホやPC、VRデバイスから最大10万人が同時アクセス可能なこのサービスは、最近では教育や文化イベントにおいてもその力を発揮しています。

産学連携の概要

この新たな取り組みは、2026年4月に開設されるデジタルゲーム学科の設立に伴い進められます。大阪電気通信大学は、メタバースを活用した多様な教育・研究活動を展開し、学生が実際にワールドを制作したり、イベントを企画・運営する機会を提供します。これにより、学生は新しい学びのフィールドで実践的なスキルを身につけることができます。

第三のキャンパス構想

新たに計画されている“第三のキャンパス”は、寝屋川キャンパスと四條畷キャンパスに続く施設となり、2026年度には完成予定です。学生や教職員、外部連携先が自由に集まり、発信できる新しい拠点を形成するというビジョンが描かれています。

学生は、学びの場を自ら創り上げることで、デジタルスキルだけでなく、クリエイターとしての能力をも育むことになります。これにより、バーチャルとリアルが交わる新しい教育環境が実現するでしょう。

オープンキャンパスの特別講演

さらに、2025年7月13日には、特別講演が開催されます。この際、クラスター社のCEO、加藤直人氏が登壇し、メタバースの可能性について語ります。また、デジタルゲーム学科の体験授業が行われる予定で、参加者はバーチャルアバターを作成し、メタバース空間を探索する機会が与えられます。このイベントは、学生にとって非常に貴重な体験となるでしょう。

未来を見据えた教育

加藤氏は、「ゲームカルチャーやメタバースは、教育の在り方そのものを問い直す力を持つ」と述べています。この産学連携を通じて、どのような新しいイノベーションが生まれるのか、今後の展開が大いに期待されます。

今後の動向に注目しながら、大阪電気通信大学がどのような未来のキャンパスを構築するのか、その全貌が明らかになることを楽しみにしたいと思います。