新潟県eスポーツ連合が設立！次世代人材育成の拠点に

新潟県に誕生したeスポーツの新たな拠点

2023年6月20日、新潟県において「新潟県eスポーツ連合（NESU）」が正式に発足しました。この新たな組織は、日本eスポーツ連合（JeSU）の地方支部として認定され、県内の企業や大学、教育機関などが協力して県内のeスポーツの振興を図ることを目的としています。

NESUの設立背景と目的

新潟コンピュータ専門学校（NCC）の学校長である田中良氏が理事として参加し、NESUは競技人口の拡大や地域との連携による産業振興を目指しています。また、eスポーツの認知度向上や大会誘致も重要な目標となっています。これにより、地元の人材の育成に力を入れる姿勢が強調されています。

この設立総会は、NCCが運営するNSGeスポーツスタジアムで行われ、約90名の参加者が集まりました。大きな期待が寄せられる中、代表理事の新潟大学・坂本信副学長が挨拶を行い、事務局長の室田雅貴氏からはNESUの理念や今後の活動計画が紹介されました。

エキシビションマッチの開催

設立総会の後には、新潟県内の高等学校と専門学校によるエキシビションマッチが行われました。NCCのeスポーツ科の学生たちは、自らのスキルを駆使し、熱いプレイを繰り広げました。大画面に映し出されるゲームのシーンに対して、会場は歓声と拍手に包まれ、その熱気はまさにeスポーツの真髄を感じさせるものでした。

eスポーツ教育の可能性と今後の展望

本校は過去にも「にいがた2km」構想や地域イベントを通じて、eスポーツの社会的な価値を探求してきました。NESUの設立によって、今後はさらに地域のeスポーツ人材育成に貢献していく姿勢を強化していくことが期待されています。

教育機関としての立場から、企業や行政と連携し、新潟県のeスポーツ業界の発展にも寄与することが求められています。人材育成の大きな役割を果たすことにより、次世代のeスポーツシーンを切り開いていくことができます。