ModelingXが新たな資本業務提携を発表
株式会社ModelingXは、KIJおよびFSDとの資本業務提携を行ったと発表しました。この提携の目的は、ModelingXが掲げる「すべての体験をゲームにする」というビジョンを実現し、事業や技術の両面での強化を図ることです。資本業務提携により、ModelingXはより多くの人々に新たな体験を提供する準備を進めています。
ModelingXとは?
富山県富山市に本社を構えるModelingXは、2022年に設立されたスタートアップ企業です。彼らのビジョンは「Gamify The World - すべての体験をゲームにする」となっており、メタバースやXR、AIといった先進技術を駆使し、これまでにない新しい体験の提供に努めています。特に、住宅や暮らしに特化したメタバースアプリ「MELIFE」は、2023年12月に正式リリースが予定されており、住宅購入を検討している若い世代から多くの支持を集めています。
MELIFEの特徴
MELIFEは、以下のような特性を持ちます:
- - 自然な体験:メタバースであることを意識させない構造。
- - 幅広い情報提供:地理的制約から開放された情報をリアルタイムで提供。
- - 情報収集の自由:ユーザーのライフスタイルに合わせた情報収集を実現。
- - 双方向コミュニケーション:提供者とユーザーの関係性を強化。
これにより、従来にはない住宅購入の体験を実現しています。
MetaKitの開発
ModelingXは、スマートフォンに特化した軽量で高品質なメタバースアプリの開発基盤「MetaKit」の独自開発にも取り組んでおり、MELIFEをその成功事例として展開しています。MetaKitは、他業界にも応用が期待されており、今後さまざまな顧客接点を革新するポテンシャルを秘めています。
資本業務提携の詳細
KIJは、地方創生やスタートアップへの支援に長きにわたる実績を持ち、ModelingXの目指す目標を達成する強力なパートナーです。一方、FSDは高セキュリティなシステムを扱う企業であり、メタバースの信頼性と拡張性をサポートする技術的基盤を提供します。
この提携により、教育、医療、金融など多岐にわたる分野での社会問題に対し、新しい体験を提案し実装していくことを目指しています。FSDの下条亨氏はModelingXの取締役に就任し、技術力を基にした経営体制が整いつつあります。
経営陣のコメント
各代表者もこの提携についてコメントを寄せています。KIJの熊切社長は、ModelingXとの提携が持つ可能性を評価し、地域を超えた新たな価値を創出する意欲を示しました。また、FSDの下条社長も両社の技術融合により、より良い未来を生み出せることを強調しています。ModelingXの山田CEOは、メタバースを通じた新たな体験の提供を推進し続けることを宣言しました。
今回の資本業務提携は、ただの資金調達や技術共有に留まらず、人々が成長し、挑戦し続けるための新しい枠組みを創造するための第一歩です。ModelingXは、今後ますます注目を集める存在になるでしょう。