CGWORLD 2025 クリエイティブカンファレンスの詳細
2025年11月23日(日)、東京都文京区の文京学院大学にてCGや映像クリエイター向けの『CGWORLD 2025 クリエイティブカンファレンス』が開催される。特筆すべきは、思わず目を引くキービジュアルを手掛けたのが人気漫画家の浅野いにお氏である。浅野氏が表現するビジュアルは、同イベントの「創る人が、繋がる場所」というテーマを象徴したもので、参加クリエイターたちが交流し、学び合う場を演出している。
浅野いにお氏の経歴と作品
浅野いにお氏は1980年に茨城県で生まれた漫画家であり、『ソラニン』や『おやすみプンプン』などのヒット作品を持つ。特に『おやすみプンプン』は630万部以上の売上を誇り、2024年には『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の劇場版アニメも公開される予定だ。
豪華セッション情報
CGWORLD 2025では、さまざまな注目タイトルに関連するセッションが用意されており、その中でも特に目を引くのが『モンスターハンターシリーズ』や『今際の国のアリス』に関するもの。これらのセッションでは、制作過程の舞台裏を詳しく解説する。例えば、モンスターハンターシリーズのセッションでは、21年にわたるアートワークの歴史を振り返るとともに、CG制作におけるシェーダー制作手法についても学ぶことができる。
さらに、Netflixの『今際の国のアリス3』では、VFX技術に焦点を当て、シーンの裏側を解説する予定だ。このセッションでは、ものづくりに関わる専門家たちが現場のノウハウを余すところなく披露する。言うまでもなく、こちらのセッションも席数が限られているため、事前の申し込みがマストである。
教室企画も充実
CGWORLD 2025では、一般的なセッションに加え、文京学院大学の教室を活用した特別企画も行われる。学生からプロフェッショナルまで、幅広い層のクリエイターが楽しめるプログラムを展開する予定だ。例えば、東京ゲームダンジョンとのコラボレーションによるインディーゲームの体験コーナーや、最新Houdini事例を展示するHoudini Lab、就職活動やポートフォリオ相談を行うクリ博就活相談室も用意されている。
開催概要と参加方法
CGWORLD 2025は、11月23日の11:00から19:00まで開催される。参加は全て無料だが、事前登録が必要なので、公式サイトからお申し込みを推奨する。参加対象は、CG制作に関わる業界の関係者や、業界を目指す学生、さらにはCG業界に興味のある一般の方々である。
特に今年は多くの企業が協賛として名を連ねており、様々な企業の最新技術にふれることができる絶好の機会だ。興味がある方は、ぜひこの機会に参加して、クリエイティブな仲間たちと交流し、自らのスキルを向上させる貴重な体験を得てほしい。