子どもたちに科学を！MIT Japan STEAMワークショップ2025が開催予定

MIT Japan STEAMワークショップ2025の魅力に迫る

2025年度のMIT Japan STEAMワークショップの開催が決定しました。これは、マサチューセッツ工科大学 (MIT) の学生が日本の子どもたちに対して科学の面白さを体験してもらうための特別なイベントです。日本MIT会はMIT-Japan Programとのコラボレーションにより、子どもたちのSTEAM（科学、技術、工学、アート、数学）教育を支援しています。

これまでの取り組み

日本MIT会では、2023年からSTEAM教育の普及に取り組んできました。特に2024年には、MIT初の日本人卒業生150周年を記念し、全国5か所でのワークショップが実施されます。そして2025年には、東京や福岡、熊本の3都市で新たな試みに挑戦します。これにより、より深い交流が期待されています。

ワークショップの内容

このワークショップは、参加する子どもたちが「なぜ？」「どうして？」という好奇心を持ち、それを基に創造力や探究心を育てるための体験型イベントです。実際のワークショップでは、MITの学生や卒業生がファシリテーターとして参加し、参加者はグループに分かれます。ハンズオン方式で、実際に科学的な実験（例えば、DNA抽出やEgg Dropなど）を行いながら、STEAMの楽しさとその実社会における応用を体感します。

参加者にとっては、この体験を通じて、チームワークの大切さや新たな課題解決の方法を学ぶことにも繋がります。特に、STEAM教育においては、実験を通して学ぶことが非常に重要であり、子どもたちが自らの手で何かを創り出す喜びを感じられる機会になります。

無料参加と対象者

本ワークショップは、多くの児童や生徒にSTEAM教育の機会を提供することを目的としており、そのため参加費は無料です。福岡市科学館ややまがBASE、東京科学大学といった協力施設の支援により、経済的な負担を気にせずに参加できるのが大きな魅力です。

対象は、小学校5・6年生と中学1年生。特に東京のワークショップは女子児童に限定しており、昨年に続きジェンダーギャップ解消を目指しています。