ゲーム業界向け提携
2026-02-26 10:41:29

grasysとPingCAPが提携、ゲーム業界向けデータ分析基盤の構築へ

grassysとPingCAPが手を組む



株式会社grasysとPingCAPが新たに提携し、ゲームやエンターテインメント業界をターゲットにしたデータベースソリューションの提供を開始します。この提携では、PingCAPが開発した分散型データベース「TiDB」を利用し、大規模なトラフィックや急激なデータ増加に対応するためのリアルタイム分析を実現します。

提携背景



近年、ゲームやエンターテインメントサービスは、世界中のユーザーが同時にアクセスする機会が増え、それに伴いデータ量が急増しています。このような状況下、従来のデータベース技術ではシステムに負荷がかかる場面や、データの分析を行うための同期が難しいといった課題が顕在化しています。そこで、grasysの強力なインフラ運用技術とPingCAPの分散型データベース技術を融合させることで、効果的なデータ管理と分析を実現しようとしています。

提供される価値



提携により、両社は以下の特典を市場に提供することを目指します。まず、事業の成長に応じた柔軟なシステム拡張が可能になります。これにより、ユーザー数やデータ量の増加に伴って柔軟にシステムが拡張できる環境を整えることが期待されています。

さらに、リアルタイムのデータ分析を行うための基盤を提供し、ユーザーのプレイログや課金データを即座に分析できる環境を整えます。これにより、データに基づいた迅速な意思決定が可能となるでしょう。

TiDBの特長



PingCAPが提供するTiDBは、MySQL互換のオープンソース分散型データベースで、具体的に以下の特長を持っています。

  • - 水平スケーラビリティ: 稼働中のサービスを止めることなく、ノードの追加や削除が可能です。そのため、データの書き込みや読み込み性能をリニアに拡張することができます。
  • - MySQL互換性: 既存のアプリケーションやツールをそのまま活用できるため、導入がスムーズです。
  • - HTAP機能: 行指向ストレージと列指向ストレージを組み合わせることで、トランザクション処理と分析処理を同一プラットフォームで管理します。
  • - 高可用性: データは複数のノードに複製され、万が一の障害時でもサービスが継続できるように設計されています。

今後の展開



grasysは今後、PingCAPのサポートを受けながら、Google Cloud上でKubernetes(GKE)とTiDBを組み合わせたクラウドネイティブなデータベース基盤の設計・構築サービスを強化していく予定です。また、大規模システムにおけるデータベースのベストプラクティスを発信するための技術検証やセミナーも積極的に行う予定です。

代表者のコメント



PingCAPの代表取締役社長、Eric Han氏は、grasysとの提携を非常に嬉しく思っているとコメントしています。彼は、grasysが持つ実装力とPingCAPの分散型SQLが融合することで、高負荷なワークロードに対して強固な基盤を提供できると確信しています。

一方、grasysの代表取締役である長谷川祐介氏も、TiDBが次世代の分散データベースとして重要な選択肢になると強調し、今後のグローバルなクラウドネイティブ化とデータ活用の高度化に向けて、継続的なリソースを投資する考えを示しています。

企業概要



今回の提携にはそれぞれの企業の強みがあります。PingCAPは分散型データベース「TiDB」の開発を行っており、grasysはGoogle Cloudを活用したインフラの設計・構築・運用を手掛けてきました。両社の協力により、新たなデータ管理のスタンダードが誕生することでしょう。


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