東京ゲームショウ2025現地調査レポート
株式会社スパイスマートが、2025年9月25日から28日にかけて開催された「東京ゲームショウ2025」の現地調査レポートを発表しました。このレポートは、同社のスマホゲーム専門運営ソリューション『LIVEOPSIS』の会員向けに配布されるもので、スマホゲームを中心に出展企業やその内容に焦点を当てています。ここでは調査の主要なポイントを紹介します。
調査概要
調査期間
2025年9月25日〜28日
調査対象
「東京ゲームショウ 2025」に出展したスマホゲームの企業
調査内容
公式発表、スマホゲームブースの展示構成、イベントステージや公式番組の内容等
先駆的な出展社数が過去最多に
9月25日の主催社からの発表によると、今回の出展社数は過去最高となる1,135社に達しました。特に注目すべきは、スマートフォンゲームの出展コーナーの割合が昨年比54.2%と大幅に減少した一方で、一般展示が128.8%と増加している点です。この背景には、多くのタイトルがスマホだけでなく、PCやコンソールゲームのマルチプラットフォームでリリースされる傾向が影響しています。ですが、一般展示エリアでもスマホゲームは依然として大きな存在感を示しており、来場者からも高い注目を集めていました。
また、インディーゲームの出展社数も昨年比133.6%増と顕著な成長を見せており、これが今年の特徴的なトレンドの一つとされています。
多様な配信スタイルと新媒体の活用
2025年の東京ゲームショウでは、中国や韓国企業の出展が目立ち、大型タイトルが揃ったブースも多く見受けられました。さらに、公式番組ではYouTube、X、Twitch、ニコニコ動画、TikTokに加えて新たにbilibiliやDouyuin、Douyuといった配信媒体が含まれ、合計8つのルートでの同時配信が行われました。これにより、幅広い視聴者に対応した情報発信が実現しました。
また、各ブースではVTuberや人気配信者による生配信の増加も特色として挙げられます。これにより、イベントは会場に足を運ぶファンとオンライン視聴の両方から楽しめるスタイルにシフトしていることが見受けられました。
スパイスマートの今後の展望
今回のレポートは、東京ゲームショウの現地調査の一環として発表されたもので、今後もスパイスマートは国内外の大型ゲームイベントでの出展傾向を分析していく方針です。日本のIPに関する調査も同様に継続して行い、各企業に向けた有益な情報を提供する予定です。
調査レポートをご希望の企業担当者は、スパイスマートの公式サイトから簡単にお問い合わせできます。スマホゲームの運則分に特化した調査を通じて、最新のトレンドを把握したい企業には貴重な情報源となるでしょう。
会社概要
株式会社スパイスマートは、モバイルゲーム市場に特化した調査やビジネスマッチングを展開しています。IPvライセンスを活用したビジネス支援事業も行っており、日本国内のみならず、グローバル市場向けに多岐にわたる調査を実施しています。今後も日本のゲーム業界における重要なプレーヤーとして、その役割を果たし続けることでしょう。