TCIC Pitch Campus 2025
2025-09-12 15:39:37

スタートアップ支援プログラム「TCIC Pitch Campus 2025」が大盛況で終了

TCIC Pitch Campus 2025 Demo Dayの成功と意義



2025年8月27日、水曜日に「TCIC Pitch Campus 2025」のDemo Dayが東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)で開催されました。本プログラムは、エンタメ・コンテンツ分野のスタートアップを対象にした短期集中型アクセラレーションプログラムです。主催は、東京都から受託運営された株式会社ツクリエであり、ここで選ばれた6つのスタートアップが、これまでの成果を発表しました。

プログラムの概要と意義


TCIC Pitch Campusは、全国のエンタメ関連のスタートアップを対象とした全6回のプログラムで、各回には業界の専門家やメンターが参加。参加者は、ビジネスモデルをブラッシュアップし、投資家向けのピッチスキルを高める機会を得ていました。このようなプログラムの目的は、資金調達だけでなく、国内のコンテンツ産業全体の活性化を推進することです。

特にコンテンツ産業は日本の基幹産業として成長し続けており、世界市場での規模は135兆円にも達しています。日本発の海外売上も5.8兆円と大きな数字を誇ります。スタートアップがこの市場で成功するためには、優れたアイデアとそれを実現するビジネスモデルが不可欠です。

Demo Dayのハイライト


当日のDemo Dayでは、6名の採択者が5分間のピッチを行い、その姿を観客の前にさらしました。観客には資本参加を希望するベンチャーキャピタリストや金融機関の代表者、さらにはコンテンツ事業者が含まれていました。

採択者たちは緊張の面持ちながらも、これまでの学びを活かしたプレゼンテーションを披露しました。たとえば、「Vcheer-ブイチア」の新井さんは、このプログラムを通じて、ピッチに必要な基礎知識とスキルを身につけ、自らの強みと課題を把握したと語っています。また、他の参加者もそれぞれの成長を実感し、今後のビジネス展開への意気込みを語りました。

各参加者の成果


  • - 新井あかねさん(Vcheer-ブイチア):プレゼンのスキルを体系的に学ぶことができ、自身の課題を明確化した。
  • - 池田雄貴さん(hamp):ピッチを作る過程でビジョンが明確になり、事業方向性が具現化。
  • - 木村翔さん(CREAIVE):投資家の視点を意識し、フィードバックを通じてアイデアを磨いた。
  • - 橋本和香さん(推しCRY):多様な人々と対話し、事業推進に関する自信を得た。
  • - 御前純さん(NINJA CATS: Tactics):フィードバックを元に次回の調達への改善点が見つかった。
  • - 村田亜里紗さん(fusen):XRプロダクトの可能性を広げるヒントを得た。

これからの支援と期待


TCICを率いる鈴木氏は、「プログラムは終了したが、本当の勝負はこれからだ」と語り、引き続き参加者への支援を約束しました。クリエイティブとビジネスを両立させる難しさもある中で、スタートアップの成功をサポートする姿勢を崩さず、さらなる成長を期待しています。

このパートナーシップやネットワークを通じて、TCICは引き続き、日本のエンタメ・クリエイティブ産業の未来を切り拓く若き起業家たちを育成していくという熱い視線が注がれています。今後の動向にも注目です。

まとめ


「TCIC Pitch Campus 2025」はエンタメ業界における起業家の支援を目的とし、多様なメンターとの交流を通じて多くの学びを提供しました。次なるチャレンジには更なる成功と成長が期待されます。今後もTokyo Content Incubation Centerが、エンタメ産業の発展に貢献していくことを願っています。


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