子どものSNS利用、ママたちの許可の実態を調査！

日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」の情報発信メディア、ママスタセレクトが行った調査は、現代の子どもたちのSNSとゲーム利用における親の考え方を浮き彫りにしました。この調査は、710人のママからの回答に基づいており、子どもたちがオンラインでのコミュニケーションを行う際に、どのようなルールが設けられているのか、またそれに対する親たちの懸念が明らかになりました。

このアンケートでは、選択肢として「許可して自由にさせている」「親と決めたルール内でOKにしている」「禁止している」「その他」の4つが用意され、結果として51.3％が「禁止している」と答えました。これは、オンラインでのトラブルや危険を恐れる親の心情が反映されています。中には実際にトラブルを経験した家庭からの意見もあり、「ゲームで心無い言葉を浴びせられた」「見知らぬ相手との接触は避けたい」といった声が多数寄せられました。特に、SNSやゲームは便利である一方、見えないリスクも抱えており、これに対する用心深い姿勢が伺えます。

一方で、「親と決めたルール内でOK」という回答をしたのは26.9％でした。このグループは、子どもとのコミュニケーションを重視し、信頼関係を築くことが大切だと考えているようです。「むやみに禁止することが逆効果になる」といった意見もあり、日頃からしっかり会話をすることで、子どもたち自身が危険を察知できる力を育てようとしている家庭が多い印象です。

また、わずか7.0％の家庭では「自由にさせている」との回答もありました。この家庭の親たちは、自身もオンラインでの経験を持ち、子どもたちの判断力に信頼を寄せています。「節度ある人間に育てたい」との思いから、自由な利用を許している姿勢が見受けられます。

この調査結果からは、子どもたちのSNSやゲームを通じた交流がもたらす機会と、リスクが共存していることがわかります。親と子の信頼関係を築きながら、どのようなルールが必要かを共に考え、話し合うことが、今後ますます重要になるでしょう。年齢や性格に応じた柔軟なルールづくりが求められます。親としては、どのように子どもを守るべきなのか、一緒に考える時間を持つことが大切です。

子育て中のママたちが、情報を共有し合うことで、よりよい選択をしていけるように「ママスタ」はこれからも情報発信を続けていく予定です。SNSやオンラインゲームは、子どもたちにとって楽しいツールである一方、注意が必要な場でもあります。親として子どもたちを適切に導くために、まずは自らがその特性を理解し、共に育っていく姿勢が求められています。