2025年5月29日、女性向けゲームブランド「オトメイト」から新作『BYAKKO ~四神部隊炎恋記~』がNintendo Switchでリリースされました。これにより、歴史ファンタジーのジャンルに新たな一ページが加わることとなります。本作の舞台となるのは、幕末の会津藩。特に「白虎隊」という、16〜17歳の少年たちで構成されたこの部隊を題材にした物語が展開されます。しかし、ただの歴史物語ではありません。物語の背後には、悲しい運命に抗う切ない恋愛要素が織り込まれています。
物語の主人公は、白虎神から特別な力を授けられた少女。この少女は、戦場で兄を失った悲しみを胸に、銃を手にし、運命に立ち向かっていきます。彼女の使命は、未来に迫る「少年たちの悲劇」を防ぐこと。そして、彼女の前には様々な年齢層の攻略対象キャラクターたちが待ち受けています。「白虎隊」だけでなく、「朱雀隊」や「青龍隊」といった他の部隊のキャラクターたちも登場するため、様々な年の差恋愛を楽しむことができます。
本作には個性豊かなキャラクターが数多く登場します。例えば、白虎隊の真面目で優しい美少年石谷虎之助や、自由で高身長な飯山貞吉。朱雀隊からは、幼馴染の岡本三郎や腹黒エリートの山瀬大蔵。そして青龍隊に所属する神崎宗十郎や秋月栄次郎といった、魅力的なキャラクターたちが主人公の選択に応じてさまざまな物語を紡いでいきます。各キャラクターの個別ルートでは、歳の差をテーマにした恋愛模様が展開されるため、多様なエンディングも楽しめることでしょう。
ストーリーは、元治元年、江戸幕府の衰退が進む混迷の時代に始まります。主人公は兄をなくし、天涯孤独の身となってしまいます。その夜、彼女がひそかに抱く『兄が切腹に使用した刀』に導かれ、夢の中で白虎の神と出会います。この神から与えられた使命は、未来に待ち構える悲劇を阻止すること。この使命を果たせば、どんな願いも叶えられるという約束が彼女にさらなる力を与えることとなるのです。
ゲームのシステムも面白く、プレイヤーは選択肢を通じてキャラクターとの関係を深めていきます。各ルートやエンディングには複雑な要素が絡み合い、何度プレイしても新たな発見があることでしょう。さらに、オープニングテーマにはピコが参加し、その音楽が物語をより魅力的に盛り上げています。
発売当初、オトメイトでは特別なキャンペーンも実施中で、購入者には描き下ろしのイラスト色紙やサイン色紙が抽選でプレゼントされます。このように、発売をお祝いする多彩なプロモーションも魅力を増しています。
公式サイトやSNSをチェックしながら、『BYAKKO ~四神部隊炎恋記~』の魅力を存分に味わってみてください。歴史ファンタジーと恋愛要素が交差するこの作品は、新たな体験を提供してくれることでしょう。オトメイトが贈るこの感動的な物語に、ぜひご期待ください。