量子技術がもたらすエンタメ革命！未来を語るイベント開催

量子技術がゲームとエンタメに革新をもたらす

2025年8月15日、大阪大学中之島センターにて、エンターテインメントと量子技術に焦点を当てたイベントが開催されます。テーマは、「ワクワク感を引き出しながら、サイエンスとしての正確性も担保する表現とは？」。これは、量子コンピュータの技術進展が、ゲームやアニメ、漫画といったエンタメ分野にどのような影響を与えるかを探る特別な機会です。

量子技術の流れ

量子コンピュータの概念は、1970年代に提唱されて以来、約50年を経て急速に発展しています。特に2019年には、既存のスーパーコンピュータを超える計算能力を持つ量子技術の例が報告され、注目が一気に集まりました。産学官を問わず、多くの人々が量子技術の進化に期待を寄せ、ゲームやアニメ、漫画などエンターテインメントの領域にその波及効果が及んでいます。

これにより、量子をテーマにした作品が次々と登場していますが、一方でセンセーショナルな表現が一般の理解を妨げるリスクも指摘されています。このイベントでは、量子技術の正確な理解を促進し、持続可能なエンタメ表現の可能性を探ることを目的としています。

イベントの詳細

このイベントでは、量子研究者やサイエンス×アートの実践者、技術ルポ漫画家が登壇し、知的好奇心を刺激するディスカッションや体験型のプログラムが用意されています。具体的なスケジュールは以下の通りです。

- 14:00：開会挨拶（株式会社QunaSys 取締役 COO 松岡智代）
- 14:05：量子技術最新トピックとエンタメ作品動向（株式会社 QunaSys 渡辺海）
- 14:30：アートでつなぐサイエンスと社会（サイエンスライター森旭彦氏）
- 14:50：科学技術取材漫画家が読み解く「量子の描き方」（最新技術ルポ漫画家春夏アキト氏）
- 15:30：ボードゲーム体験会『タイムボム Q』（制作：株式会社アークライト、監修：QunaSys）
- 16:30：クロージング
- 17:00：懇親会（希望者のみ）

このイベントは、量子技術に興味を持つゲームやアニメ、漫画業界の関係者だけでなく、一般の方々にも参加の機会が開かれています。参加費は無料ですが、事前登録が必須です。参加申し込みは、以下のフォームから行えます。
参加申し込みフォーム

QunaSysとは

QunaSysは、量子アルゴリズムの開発を推進する企業です。化学や材料科学、CAによる工学分野などで量子技術を駆使し、産業界や学術機関、政府機関と協力しながら、量子コンピュータのさらなる可能性を探求しています。このイベントは、量子技術とエンタメの新たな交差点を探り、そこから生まれるアイデアや作品に期待が寄せられています。

この機会をお見逃しなく！