障害福祉の新発見
2026-05-14 10:27:34

新たな視点で障害福祉と向き合うボードゲームの魅力

障害福祉を体験するボードゲームの登場



NPO法人Ubdobeが新たにリリースしたボードゲーム『このたび“超個性派アイドルユニット”のプロデューサーに就任しました』(以下、『このプロ』)は、障害福祉についての理解を深める新しい手法を提案しています。このゲームは、プレイヤーが芸能事務所のプロデューサーとなり、個性豊かなアイドル候補生たちと向き合うことで、障害福祉の本質に触れる体験ができる魅力的な内容です。

ゲームの設計思想



『このプロ』は、障害福祉の仕事を「理解する」だけではなく、「体験する」ことを重視しています。特に、進路選択を考える若い世代にとっては、知識の習得だけでなく、自身の価値観や職業観を形成することが大切です。障害福祉の職業を「大変そう」や「専門的で難しそう」と捉えがちな現状を打破するため、ゲームの中で実際の現場に近い体験を提供しています。これにより、プレイヤーは自然に障害福祉への関心を持つようになります。

ゲームのテーマ



本作は、「推し活」やアイドル文化をテーマにしており、幅広い世代が楽しめる内容に仕上げています。プレイヤーはアイドル候補生一人ひとりと向き合い、彼らの特性を理解し、信頼関係を築いていきます。このプロセスを通じて、障害福祉に必要な視点—「人の特性に応じた関わり方」や「成長を支える視点」—を体感的に学ぶことができます。

ストーリーとゲーム概要



物語の舞台は、夢を追いかけるアイドル候補生たちが集まる芸能事務所。プレイヤーは、どんな身体的、精神的な障壁があっても、自分らしさを持つことができる「芸能界の新時代」を創り出すという大きな目標を掲げます。自らが担当するアイドル候補生の夢を叶えるため、さまざまなレッスンやプライベートの課題をサポートしていくのです。

ゲームは3~4人のチームで行うすごろく形式で、プレイ時間は約30分と短いため、気軽に楽しむことができます。各アイドル候補生は、障害に関する特性や背景を持つキャラクターに設計されており、リアリティのある体験ができます。

実施実績と効果



2026年には、吹田市の「令和7年度障がい福祉分野のしごとの魅力発信業務」において活用され、県立高校や青少年施設で計45名がゲーム体験を行いました。実施前後のアンケート結果によると、障害福祉に興味があるという回答が、14.3%から36.8%に増加するなど、関心を高める効果が確認されています。

体験者の声



体験者たちの反応も上々で、「今まで知らなかった障害福祉を身近に感じることができた」という声や、「ボードゲームを通じて障害について学べた」といった感想が寄せられています。このように参加者が楽しむ中で、障害福祉への理解と関心を高めることができるのは、本ゲームの大きな魅力です。

NPO法人Ubdobeの活動



Ubdobeは、医療や福祉の専門性を活かしながら、障害や病気をテーマにしたイベント開催や教育プログラム運営を通じて、社会的な課題に取り組んでいます。このボードゲームは、単なる娯楽にとどまらず、障害福祉の重要さや魅力を伝えるための有力なツールとして位置づけられています。

新たな視点で障害福祉にアプローチする『このプロ』を通じて、これからどのように社会が変わっていくのか。今後の展開にも期待が高まります。


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