関西パビリオンで三重県の伝統産業を体感する特別展示が開催中！

関西パビリオンで見つける三重県の新たな魅力

三重県は2025年に開催予定の大阪・関西万博に先駆け、関西パビリオン内のブースで「三重の伝統産業」と題した特別展示を実施しています。特別展示は2023年8月25日からですが、9月25日まで期間限定で続き、様々な伝統工芸品が紹介されます。

伝統工芸の展示内容

三重県ブースでは、経済産業大臣から指定された伝統的工芸品を中心に展示され、特に「伊賀くみひも」や「四日市萬古焼」といった県内の名工芸品が並びます。これらは地域の風土や歴史の中で育まれた貴重な作品であり、訪れる人々にその魅力を伝えています。

伊賀くみひも

伊賀くみひもは、絹糸や金銀糸を用いて繊細な美しさをもつ紐を生み出す工芸品で、特に和装には欠かせない存在です。その起源は古く、奈良時代以前にまでさかのぼると言われています。現在もなお、伝統を受け継いだ職人たちによって作られています。展示ではこの伝統工芸品の魅力を体感できる様々な解説や作品が並びます。

四日市萬古焼

そして、四日市萬古焼は、江戸時代から続く陶器で、特に耐熱性に優れた特徴があります。多くの家庭で愛用される土鍋や急須としての役割を果たしており、地元の赤土を使用した独特の表面感が人気です。

他のイベントも充実

関西パビリオン隣接の多目的ホールでは、9月に「美し国彩り三重バザール」が開催されます。このバザールでは、県内各地の食文化を体験できるだけでなく、観光PRや県産品の販売も行われます。県内の温泉をテーマにしたイベントも行われる予定で、その魅力的な体験が目白押しです。

三重テラス in 大阪

さらに、同じく関西万博に合わせて、大阪市内の6ヵ所にオープンする「三重テラス in 大阪」も注目です。三重のグルメや名産品の販売、食体験、ステージイベントなど、さまざまなプログラムが用意され、来場者を楽しませます。

アイドルマスターとのコラボ

特に注目したいのは、伊勢志摩エリアと『アイドルマスター』シリーズとのコラボイベント「THE ISE-SHIM@STER」です。このイベントでは、デジタルスタンプラリーを開催し、参加者に楽しく三重県を知ってもらおうとする企画が盛りだくさん。スタンプを集めると、豪華賞品が当たる抽選にも応募できるチャンスがあります。