CryptoGamesがCVC事業「CG Ventures」を設立
ブロックチェーンゲームの開発で知られるCryptoGames株式会社は、このたび新たにCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)事業「CG Ventures」を立ち上げた。これにより、同社はWeb3やトレーディングカード(トレカ)領域への投資をさらに強化する。たしかに、最近のゲーム業界におけるトレンドを考慮すると、この動きは興味深く、今後の展開が期待される。
投資戦略の明確化
CryptoGamesはこれまで、17社に対してWeb3領域での出資を行ってきた。特に注目すべきは、今後トレカに関するプロジェクトにも投資を行うことを視野に入れている点だ。これにより、同社はトレーディングカードの新たな可能性を探るとともに、自社のビジネスシナジーを広げる狙いがあると思われる。
具体的な投資対象
CG Venturesの投資対象は、アーリー期からシード期にかけてのプロジェクト。それにより、業界の黎明期にある新しいアイデアに対し、いち早く資本を投入することが可能になる。このスタンスは、CryptoGamesのこれまでの成功事例や実績にも裏打ちされており、特に今後発展が期待されるWeb3やトレカ領域ならば、その成果が期待できそうだ。
◎ 投資先企業一覧(順不同):
- - 株式会社MOCHIRON
- - Komlock lab株式会社
- - BOBG PTE. LTD.
- - GUILD株式会社
- - YGGJapan
- - 株式会社CHAINSODA
- - 株式会社HEALTHREE
- - 株式会社Pacific Meta
- - 株式会社あるやうむ
- - 株式会社Automagica
- - Arriba Studio
- - FUNTASM ENTERTAINMENT Inc.
- - Zcoin など
CryptoGamesの実績
CryptoGamesは2019年にリリースした「クリプトスペルズ」で notable achievements を成し遂げた。特に、クラウドセールでは900ETHという記録的な売上をあげ、当時の日本における最高記録として注目された。さらに2020年には初の地上波テレビCMを放送し、業界での知名度も向上。
2022年にはガス代が無料のOasys Verse layerである「TCG Verse」をローンチし、Web3をベースにした各種サービス「TCG STORE」や「OasChoice」を展開。これにより、CryptoGamesは単なるゲーム会社ではなく、ブロックチェーン関連の幅広いエコシステムを構築していることが伺える。
今後の展望
CG Venturesの設立によって、CryptoGamesはさらなる成長を目指し、ブロックチェーンとトレーディングカードの融合を加速させる。ブロックチェーン技術がゲームやトレカ市場にもたらす変化は計り知れず、その中でCG Venturesがどのように影響を与えるのかが注目される。新たな投資が実を結ぶことで、業界全体にも良い波及効果が期待できるだろう。
異なるバックグラウンドを持つ企業と連携し、新たな市場を開拓していくCryptoGamesの姿勢が、これからどのように反映されていくのか目が離せない。インベストメント戦略の成果を通じて、既存のファン層に加え、新たなユーザー層も開拓していくことに期待が持たれる。
詳細な情報は、
CryptoGamesの公式ウェブサイトをチェックしよう。