新たな資本業務提携合意について
2023年10月、Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.(以下「DEA」)と株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)が、資本業務提携に合意しました。この提携では、DEAの持株会社への最大10億円の出資を行うとともに、両社が「ゲーム×金融」をテーマにした共同事業を展開していくことが明らかになりました。
パートナーシップによる強力なソリューション創出
この業務提携の狙いは、ゲーム業界と金融分野の融合を通じて、社会的および経済的な価値を同時に提供することです。DEAは、Play-to-Earn(P2E)ゲームプラットフォーム「PlayMining」やNFTマーケットプレイスを運営しており、暗号資産DEAPcoin(DEP)を発行しています。また、社会貢献型ゲーム「PicTrée」を通じて、様々な社会課題への取り組みを進めています。一方、JIAは金融を通じて社会的課題解決に挑む企業としての姿勢を持つことから、両社の協力によって新しいビジネスの可能性を広げる期待が寄せられています。
この提携により、ゲーミフィケーションを用いた課題解決ソリューションの共同開発や、データ利活用ビジネスの構築を目指すことが予定されています。ゲーミフィケーションだけでなく、ブロックチェーン技術を利用した新たなビジネスモデルの創出も実現を目指すとのことです。
第一弾プロジェクト「Focus Pocus」とは?
提携の第一弾として、DEAとJIAは、米国発祥の高精度脳波テクノロジーを持つバイオインテリジェンス企業である株式会社Bio Searchと提携し、ゲーム「Focus Pocus」の事業拡大を目指します。このゲームは人材開発や能力開発の領域での活用が期待されています。
Digital Entertainment Assetの共同CEOである吉田直人氏は、「この度の提携を通じて、社会課題解決型ゲーム事業を加速させ、更なるインクルーシブな社会の実現を目指したい」とコメントしています。
JIAの代表理事、白岩直人氏のコメント
JIAの代表取締役である白岩直人氏は、「この提携により、社会課題解決への新たな視点が生まれることに皆でわくわくしています」と述べており、特に障がいを持つ方々の社会参加促進に向けた新たな取り組みを強調しました。両社の技術と知見の融合が、どのように新たな才能を社会に提供していくのか、注目が集まります。
DEAの概要
DEAは、2018年に設立され、シンガポールを拠点にゲーミフィケーションプラットフォーム事業を展開しています。公式サイトは
こちらです。
JIAの概要
JIAは、金融ソリューション事業を展開し、社会貢献を経営理念に掲げています。公式サイトは
こちらです。
Bio Searchの概要
Bio Searchは、次世代型の生体センシング技術を持ち、ヘルスケアや医療の分野でのソリューションを提供しています。公式サイトは
こちらです。
この新たな資本業務提携は、ゲームと金融という異なる分野の融合を通じて、今後のビジネスシーンにどのようなインパクトをもたらすのか、注目されます。