Virtuosが韓国ソウルに新たな開発拠点を開設
大手ゲーム開発会社Virtuosが、韓国の首都ソウルに新たなゲーム開発スタジオをオープンすると発表しました。このスタジオの設立は、韓国のゲーム開発者やパブリッシャーとの連携を深め、世界中のゲーム開発拠点との協力を強化するための重要なステップとなります。
ソウルスタジオの目的とは?
Virtuosソウルスタジオは、韓国のクライアントとの効果的なプロジェクト進行や、クリエイティブなデザイン機能の向上を目指しています。これにより、韓国特有の文化や市場ニーズに応じたゲーム開発を進めていく方針です。実際、Virtuosは2009年以降、韓国のトップ10ゲーム開発スタジオの半数以上と提携し、人気作品の制作に貢献してきました。記憶に新しいところでは、『クロスファイア』や『PUBG』、さらには『Stellar Blade』など、多くのタイトルがその成果として挙げられます。
スタジオのゼネラルマネージャーには、ユン・“ショーン”・スンファン氏が就任。彼は20年にわたるゲーム業界の経験を持ち、KabamやWebzenなどでリーダーシップを発揮してきました。ショーンは、韓国が世界第4位のゲーム市場であることを強調し、スタジオ設立を通じて、韓国のゲーム開発会社の抱える多くの課題を共同で解決していこうと述べています。
スタジオのメンバー構成
Virtuosソウルスタジオの中心には、もう一人の重要なメンバー、リー・キョンジン氏がいます。彼もまた20年以上にわたるゲーム開発の貴重な経験を持つディレクターであり、これまでにLINE GAMESのクリエイティブ・ディレクターを務め、数々の成功プロジェクトに関わってきました。加えて、シニアビジネス開発マネージャーのス・サンウォン氏とエグゼクティブ・プロデューサーのワン・ユーファン氏も、韓国における顧客パートナーシップやプロジェクトの管理を手掛けており、共に10年の経験があります。このようなメンバー構成により、Virtuosソウルスタジオは、世界各国のゲームスタジオ彼らとの効果的な協力関係を築いていきます。
採用活動と今後の展望
現在、スタジオはチームの拡大を目指して積極的な採用活動を行っています。興味のある方は、公式ウェブサイトでテクニカルアートとゲームデザインのポジションをチェックすることができます。
Virtuosソウルスタジオの設立は、同社が目指すグローバリゼーションの一環として位置づけられており、最近は他のスタジオの買収を通じてヨーロッパと北米市場への進出も図っています。これは、ゲーム開発における新たな可能性を追求する一大プロジェクトであり、今後の展開が非常に楽しみです。
Virtuosについて
2004年に設立されたVirtuosは、シンガポールに本社を置く独立系ゲーム開発のリーダー企業です。現在、アジア、ヨーロッパ、北米に25の拠点を展開し、4,200名以上の従業員を抱えています。フルサイクルのゲーム開発に特化し、1,500以上のゲームタイトルに高品質なコンテンツを提供してきました。これからもVirtuosの取り組みに目が離せません。