泥方陽菜の個展「▶CONTINUE」開催のお知らせ
2025年11月22日(土)から12月16日(火)にかけて、京都岡崎 蔦屋書店にて美術作家・泥方陽菜の個展「▶CONTINUE」が行われる。この展示は、GALLERY EN ウォールにて開催される。
展示の概要
「▶CONTINUE」は、泥方陽菜がゲームというテーマから着想を得た新作の陶芸作品とペインティングを通じて、個人の体験や記憶を結晶化させ、リセットができない人生について静かに問いかける内容になっている。彼女の作品は、プレイヤーの視点、時間感覚、感情の変化を手がかりにしながら、人生の儚さや再生の可能性を探求している。このユニークな視点を持つアートを、ぜひ観に行ってほしい。
展示の目玉作品の中には《Out of Control》や《死なない雑魚敵》、《Game Over》などがあり、それぞれが異なる感情や視覚的体験を提供する。例えば、《Out of Control》は陶、釉薬、金彩を使用し、サイズはH100×W175×D40mmという立体的な造形に仕上げられている。
泥方陽菜のアートへの道
泥方陽菜は、2008年の頃から独学で人形制作を開始し、その後球体関節人形作家として名を馳せた。彼女は、顔や身体のパーツを精緻に造形することで知られ、その作品は多くのファンに愛されている。2024年には新たな挑戦として、手びねりによる陶作品を制作し始め、日本のサブカルチャーや文学、アニメーションからインスパイアを受けた作品を数多く発表している。
人生をテーマにした展示
本展は、泥方が個人的なゲーム体験から着想を得たもので、同じゲームを繰り返しプレイする中で、人生のリセットの不可能さを考えた結果として誕生した。泥方は語る。「人間の人生は、新たにスタートを切ることができない。すべての選択は次のステップへと続いている。」
このメッセージは、人生の複雑さやそれに伴う苦悩、喜びを探求するものであり、アートを通じてそのエッセンスを観衆に届けようとしている。
作品販売の情報
展示されている作品は、11月22日(土)の10:00から販売が開始され、一部はオンラインマーケットプレイス「OIL」でも購入が可能。11月25日から12月16日まで、オンラインでの購入が可能になるので、ぜひチェックしてみると良いだろう。
アーティストプロフィール
泥方陽菜は、独学で学びながらもアートの道を歩んできたアーティストである。陰影や色合いの持つ力を通じて、観客に新たな視点を提供することを目指している。彼女の作品は、一般的な価値観を超え、観る人々に多様な解釈を委ねる。
イベント詳細
- - 日程: 2025年11月22日(土)〜12月16日(火)
- - 時間: 10:00〜20:00
- - 場所: 京都岡崎 蔦屋書店 GALLERY EN ウォール
- - 主催: 京都岡崎 蔦屋書店
- - お問い合わせ: 075-754-0008
- - URL: 京都岡崎 蔦屋書店
新しいアートの視点を楽しみに、ぜひ本展に足を運んでみてください。