ゲーム開発におけるカットシーンの作り方
2025年8月上旬に、株式会社ボーンデジタルから新刊『ゲーム開発におけるカットシーンの作り方』が発売されます。本書は、長年にわたりゲーム業界で数々のカットシーン制作に携わってきた著者、昇大祐氏の豊富な知識と経験を詰め込んだ一冊です。カットシーンの制作フローや、実践的なノウハウが詳しく解説されています。
カットシーンとは?
カットシーンとは、ゲームのストーリーを視覚的に伝えるための重要な要素です。プレイヤーが物語に没入するための橋渡しをする役割を持っています。しかし、制作においては、どのようなフローで進めるべきか、どの段階で何を準備するべきか、さまざまな疑問が生まれます。本書では、これらの疑問を解消するためのガイドラインが提示されます。
制作フローの解説
本書の目次は、基本編、制作管理編、カットシーン制作フロー、クオリティアップ、知識編の5章構成です。例えば、最初に必要な「絵コンテ」に関する章では、具体的な描き方や注意点が詳述されています。絵コンテを踏まえた後、いかに次のステップに進むべきか、必要なキャラモデルやエフェクトの準備についても言及されています。
読者のニーズに応える内容
ゲーム開発者やインディゲーム制作者にとって、本書はカットシーン制作の不安を解消する手助けとなるでしょう。「正しい制作フローがわからない」といった悩みを抱える方々には特におすすめです。カットシーンに対する理解を深め、演出のクオリティを向上させるための考え方が盛り込まれています。
著者の背景
昇大祐氏は、1997年にアーケードゲームのデザイナーとして業界入りし、その後数々の有名ゲームタイトルのカットシーン制作に関わってきました。ゲーム内CGムービーを制作するうちに、その魅力に引き込まれ、映像制作の専門家としての道を歩むことに。2002年からは大手ゲーム会社で、数百名規模のチームによるカットシーン制作を経験し、2024年に独立。自らのスタジオを設立し、ゲーム業界の発展に貢献すべく新たな挑戦を始めました。
書籍の詳細
- - タイトル: ゲーム開発におけるカットシーンの作り方
- - 定価: 4,400円(本体4,000円+税10%)
- - 発行・発売: 株式会社ボーンデジタル
- - ページ数: 224ページ
- - サイズ: B5正寸、オールカラー
- - ISBN: 978-4-86246-647-1
この一冊を手にすることで、あなたもカットシーン制作の達人に一歩近づくかもしれません。興味のある方は、ぜひご予約を検討してみてください。