ゲーム翻訳塾の詳細と魅力
株式会社ロックハッチは、プロ向けのゲーム翻訳講座「ゲーム翻訳塾」を2025年11月8日に開講します。この講座は、実際にMegapop社が開発したタワーディフェンスゲーム『トロールVSヴァイキング:リボーン』を教材にした実践型で、受講者がゲーム翻訳のノウハウを学べる貴重な機会です。
講座の背景と目的
近年、ゲーム市場は急速に拡大しており、日本のゲームコンテンツのローカライズニーズも高まりを見せています。しかし、従来の翻訳学校では実務経験を積む機会が限られているため、ロックハッチは専門的なプロジェクトに参加しながら学べる翻訳塾の開講を決定しました。この塾では、実際のゲーム開発プロジェクトに携わることで、受講者はフィードバックを得ながら翻訳スキルを向上させることができます。特にクレジットに名前が掲載されることは、受講者にとって大きなモチベーションとなるでしょう。
ゲーム翻訳塾の特徴
本講座は、座学だけでは得られない実践的な知識を習得できる点が大きな特長です。受講者は、次のプロセスを通じて自分の翻訳スタイルを模索します。
1.
翻訳スタイルの探索
- 受講者は、実際のプロジェクトを通じて、ゲームに最適な翻訳スタイルをゼロから導き出します。講師や他の受講生と議論しながら、各自が担当する部分の翻訳を進めます。
2.
翻訳ツールの使用
-ゲーム翻訳では、専門的なツールが求められます。「Crowdin」というCATツールを用いて、指定された箇所を翻訳します。約1000ワード程度を想定しており、これにより実務経験を積むことが可能です。
3.
フィードバックを通じて成長
- 講師や仲間からのフィードバックにより、自分の翻訳を見直し改善する機会が多く設定されています。実際のプロジェクトに参加することで、日々の業務で得られない貴重なフィードバックを受け取れます。
4.
ネットワーキングの機会
-課外活動として、専用のDiscordサーバーにアクセスすることができます。受講生同士でコミュニケーションを取り、ゲーム翻訳に関する悩みやアイデアを気軽に共有できます。
講師の紹介
本講座を担当するのは、経験豊富な翻訳者、ハリー稲葉氏です。彼はコナミでローカライズ責任者を務め、数多くのAAAゲームの翻訳を手掛けた実績があります。受講者は、その豊富な経験から直接学ぶことができる貴重な機会です。
講座の詳細
開講日程
- - 開講日: 2025年11月8日
- - 期間: 2025年11月8日から11月29日まで、全4回の講義
- - 受講料: 85,800円(税込み)
受講条件
受講生は以下の条件を満たす必要があります。
- - 翻訳の基礎知識があること
- - ゲーム翻訳に興味があること
お申込みについて
受講希望の方は、指定のURLからお申し込みが可能です。また、リポストキャンペーンも実施中で、Xの指定ポストをリポストすることで、無料で参加できるチャンスもあります。詳細は公式ページをチェックしてください。
この「ゲーム翻訳塾」は、受講者に貴重な実務経験を提供するだけでなく、ゲーム業界でのネットワークを広げるチャンスでもあります。プロの翻訳者を目指す方々には絶好の機会ですので、ぜひご参加ください!