株式会社CyberZは、エンターテインメントIPの北米市場における成功を目指し、新たに「CyberZ Creative Studio」をロサンゼルスに設立しました。本スタジオは、日本のアニメ、ゲーム、VTuberなどのIPコンテンツが急速に受け入れられている北米で、現地の文化に即したローカライズやカルチャライズを専門とします。特に日本のエンターテイメント企業の国際的な展開をサポートし、それを瞬時に広告価値の最大化へと結びつける役割を担います。
設立の背景
近年、日本から発信されるIPコンテンツは世界的に拡大しており、特に北米及びアジアではファン層が急速に増加しています。しかし、現地市場での成功には、言語や文化に配慮した表現が欠かせません。翻訳の質や文化的なニュアンスに関しては、多くの課題が存在しています。そこでCyberZは、そのような問題を解決するため、2025年9月を見据えた専門組織を立ち上げることを決定しました。
さらに、日本のエンターテインメントIPに関する豊富な実績を持つLiquid Advertising社との協業を開始し、クリエイティブ制作の品質向上を図ることを目指しています。Liquid Advertisingは米国市場の広告やSNSに関する最新のトレンドを熟知しており、その革新的でユーモラスなクリエイティブ表現は評判です。
Liquid Advertising社との協業
Liquid Advertisingは、ゲームをはじめとする日本のエンターテインメントIP事業者向けにマーケティングを支援してきた履歴を有する、フルサービス型のエージェンシーです。同社は、データに基づいた戦略立案や文化と合致した柔軟なクリエイティブ開発のスキルを持ち、世界規模でのメディアバイイングを実施しています。このように多様な専門知識が融合することで、CyberZは北米市場向けの高品質な広告配信支援体制を確立することができるでしょう。
CyberZの概要
設立は2009年で、元々はスマートフォン特化型の広告マーケティング会社でした。今や多様なマーケティング支援サービスを展開しており、日本国内外を問わず、広告主の海外進出や国内市場への参入支援を行っています。また、国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」の運営や、様々なエンターテインメント興行の制作を通してIPビジネスの拡大にも積極的に寄与しています。
まとめ
CyberZ Creative Studioの設立は、日本のエンターテインメントIPにとって大きな初環境を提供し、ローカライズ及びカルチャライズを通じて北米市場を模索するサポートを行います。Liquid Advertisingとの連携により、高品質なクリエイティブ制作が期待されており、これからの活動に大いに注目です。新たな拠点が、どのような形で日本のクリエイティブな文化を海外へと広めていくのか、未来の展開が楽しみです。