アニメーション制作の新たな挑戦!
この夏、京都市で行われる「アニメ×ゲームジャムUE(UNLIMITED ENERGY)」は、Unreal Engineを活用したアニメ制作のハッカソンです。株式会社ツクリエとNPO法人アニメ産業イノベーション会議(ANiC)が主催するこのイベントは、2025年7月26日(土)・27日(日)の2日間に渡って開催され、特に学生や若手クリエイターにとって貴重な体験の場となります。
イベントの内容と背景
「アニメ×ゲームジャム」は、アニメとゲームの境界を越えてデジタル技術を駆使して新しい映像表現を模索することを目的としたハッカソンです。参加者はチームビルディングや映像制作を行い、約1週間のブラッシュアップ期間を経て、9月に開催される「京都国際マンガ・アニメフェア」で優秀作品の授賞式が予定されています。
このイベントの特筆すべき点は、人気TVアニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』のメンター陣が初めて参加することです。彼らによる専門的な指導のもと、参加者はリアルな制作現場のノウハウを学びながら新しいアニメーション作品を作り出すことが期待されています。
参加の流れとイベントスケジュール
イベントは複数のプログラムで構成され、初日は『Creators Gateスキルアップセミナー』として、ゲームエンジンを利用した映像制作セミナーが行われます。その後、特別オンラインセミナーと個別相談会も実施され、技術に関する知見を深める絶好の機会となります。
本ハッカソンのメインデイである7月26日・27日では、参加チームが与えられた時間内にショートムービーを制作し、音声収録や映像制作の全過程を体験します。その後の発表会での講評は、現場で活躍するプロたちによるものです。
様々な技術を体験できる
今回のハッカソンでは、3Dアバター「プレタコンポジッタ」やソニーのモーションキャプチャーシステム「mocopi」を活用したアニメーション制作も行います。これにより、よりリアリティのあるキャラクター表現が可能になり、参加者は最新技術に触れる機会が提供されます。
参加対象者と申し込み
このイベントは、アニメやゲームのクリエイターを目指す若者や、既に制作経験のある方が対象です。また、性別や国籍を問わず参加でき、個人でのエントリーを推奨しています。参加は無料ですが、交通費や宿泊費は自己負担となりますので、事前に準備しておくことをお勧めします。
申し込みは公式サイトから行うことができ、締切は7月21日(月)18:00までとなっています。
クリエイターの未来をサポートするプラットフォーム
「Creators Gate」は、創造産業の成長を目指す若者のための支援プラットフォームです。特に、デジタル技術を使用したスキルアップやチームビルディングを促進し、次世代のクリエイターの育成と活躍を支援することを目的としています。
まとめ
アニメ×ゲームジャムは、ただの技術習得にとどまらず、クリエイター同士のコミュニケーションの場でもあります。業界の最前線で活躍するメンターたちと交流し、新たな友情やコラボレーションを築く場になること間違いなし。興味を持っている方は、この絶好の機会を逃さずに参加申込をしてみてください!