AI口腔トレーニングゲーム『PaTaKaRUSH』が万博に登場
2025年、大阪市夢洲で開催される大阪・関西万博に、株式会社アイキャットが開発したスマホアプリ『PaTaKaRUSH』が出展します。このアプリは口腔機能トレーニングである「パタカラ体操」と滑舌検査を組み合わせた新しい音声シューティングゲームです。来場者が楽しみながらも口腔機能を維持・向上させることを目的にしています。特に高齢者のオーラルフレイル予防や、子どもの口腔機能発達支援でも活用されることが期待されています。
万博の出展内容
3日間の多彩なイベント
万博期間中の6月22日、25日、26日には、PaTaKaRUSHの魅力を様々なコラボレーションを通じて体験できます。フューチャーライフビレッジ内のTEAM EXPOパビリオンでは、アプリを実際に体験できる展示ブースが設置され、来場者は自分のスマートフォンを使用して「パタカラ体操」に挑戦し、楽しみながら口腔ケアを学べる機会が提供されます。
展示ブースで体験できるコラボレーションには企業や自治体、大学、歯科医師会などが参加しており、ユニークなステージが用意されています。スマートフォンのインカメラを使って、地域のゆるキャラやついキャラクターになりきり、「パ」「タ」「カ」「ラ」の音声を発することで得点を獲得する画期的な方式に多くの来場者が楽しむことでしょう。
「パタカラ選手権」の開催
6月22日の15:30から16:00までの間には、TEAM EXPOパビリオン内のステージにて「パタカラ選手権」が開催されます。このイベントでは、来場者がPaTaKaRUSHのゲームスコアを競い合う形式で行われ、楽しみながら口腔機能トレーニングの重要性を再認識できる仕組みとなっています。
また、6月25日と26日には大阪ヘルスケアパビリオン内の屋外催事場で同様の選手権を実施します。こちらは有限会社J-Supportとの共催で、参加者がゲームを通じて口腔機能の維持・向上を楽しく体験できるチャンスです。
コラボステージの詳細
出展するコラボステージの内容は多岐にわたります。例えば、企業からはUHA味覚糖や三井住友銀行、南海フェリーなどが参加し、自治体では兵庫県福崎町や大阪府吹田市、大学からは大阪大学や松本歯科大学、さらには歯科医師会も参加して特色あるステージを開催します。
これにより、地元のキャラクターや文化を取り入れた体験を通じて、より多くの来場者に口腔ケアの重要性を伝えることが目指されています。
iCATの挑戦と未来への展望
iCATは大阪大学歯学部の研究成果をもとに設立され、口腔機能を維持することで健康寿命を延ばすことを目指しています。『PaTaKaRUSH』を通じて、口腔機能の大切さを再認識させ、オーラルフレイルから高齢者の健康を守るとともに、若い世代にもそれを広めていくことが重要です。
今後も日本のさまざまな地域で、ゲームを通じて健康を促進する取り組みを進め、健口から健康を実現する社会の構築を目指します。
まとめ
『PaTaKaRUSH』は単なるゲームではなく、楽しい体験を通じて口腔機能の維持に貢献する新しいアプローチです。大阪・関西万博というビッグイベントの場で多くの人々にこの体験を届けることで、未来の健口社会を提案する取り組みが進展することでしょう。ぜひ、この機会に万博に足を運び、新たな体験を通じて自分の健康について考えてみてはいかがでしょうか?