カヤックがOdeeoに出資
2025-09-11 16:21:13

カヤックが音声広告スタートアップOdeeoに出資!新たなゲーム体験の可能性

カヤックがOdeeoに出資、未来のゲーム推進を加速



日本のゲーム企業カヤックが、ゲーム内音声広告スタートアップであるOdeeoに対して米ドル100万ドル(約1.5億円)を出資しました。これは、日本企業として初めてのOdeeoへの投資であり、カヤックが進めるコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)活動の一環です。

Odeeoとは?


Odeeoは、音声広告専門の技術を開発し、モバイルゲームにおいて新たな広告フォーマットとして注目されています。従来のフルスクリーン広告を排除し、プレイヤーの体験を妨げない形でブランドメッセージを届ける点が魅力です。すでに1500タイトル以上のゲームに導入され、欧米や中東市場でのプレゼンスを高めています。現時点での総調達額は1,500万ドル(約22億円)。

出資の背景


カヤックは、モバイルゲームにおける音声広告の可能性を評価し、特にBGMのように自然に再生できる特性に魅力を感じました。2029年にはゲーム内広告市場が約24兆円に達する見込みで、Odeeoはその中で音声広告が約1,200億円市場になると予測しています。試験的に導入したカヤックのハイパーカジュアルゲーム『Eating Simulator』では、音声広告フォーマットによって広告収益が約4%増加することが確認され、今後の展開に期待が寄せられています。

今後の計画


カヤックは、Odeeoと連携して日本市場での音声広告の普及を推進し、自社タイトルへのさらなる導入を図っていく方針です。この取り組みは、国内外の企業との協業を強化し、成長戦略の実現を目指すものです。

カヤックの代表取締役CEOである柳澤大輔は、Odeeoの技術が次世代の広告体験を提供すると考えており、音声広告の普及を通じて「面白くて持続可能な広告体験」を創造することを目指しています。OdeeoのCEOであるAmit Monheit氏も、カヤックとのコラボレーションに期待を寄せています。

最後に


カヤックとOdeeoの提携が、ゲーム業界に新たな風をもたらすことは間違いありません。音声広告市場の成長とともに、両社の未来に注目が集まっています。今後の展開にご期待ください。


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