バリアフリーeスポーツ体験がやってくる!
株式会社ePARAが主催する「バリアフリーeスポーツ体験」が、2025年10月8日から10日まで東京国際展示場「東京ビッグサイト」で行われる「第52回国際福祉機器展&フォーラム(H.C.R.2025)」にて行われます。このイベントは、障害の有無や性別、年齢、場所にかかわらず、誰もが楽しめるeスポーツの可能性を広げるものです。
バリアフリーeスポーツとは?
「バリアフリーeスポーツ」とは、参加者が年齢や障害に関係なく楽しめる環境で行われるeスポーツを指す、ePARAが提唱する新しい概念です。イベントを通して、参加者は様々な障害の特性に合わせて調整可能なコントローラーを使用し、数種の人気ゲームを体験できます。これにより、プレイヤー同士の交流を促し、楽しみながら精神的な力を感じてもらうことが目的です。
多彩なゲームタイトル
体験できるゲームタイトルには、以下の4作品があります:
- このゲームは音でプレイヤーに距離やゲージの残量を通知する「サウンドアクセシビリティ」機能を装備しています。ePARAはそのサウンドデザインを監修しており、全盲プレイヤーとの対戦も可能です。
- - eFootball™️(株式会社コナミデジタルエンタテインメント)
- 車椅子ユーザーとの共創企画も進行中で、サッカーを楽しむことができます。ePARAユナイテッドとの連携により、インクルーシブなプレイが実現されています。
- - 音戦宅球eSports(一般社団法人 Tanys)
- 視覚に頼らず音だけで楽しむ卓球ゲームです。多くの障害者の声が反映されたゲーム設計がされています。
- - Fit Boxing 3(イマジニア株式会社)
- リズムに合わせたボクシングエクササイズを提案するNintendo Switchのゲームです。バリアフリーeスポーツを活用したダイエットプログラムも実施します。
アクセシビリティコントローラーの紹介
今回のイベントでは、参加者が自分のニーズに合ったコントローラーを選択できる環境も整えています。ソニーの
Access™コントローラーや、
Proteus Controllerなど、多様な身体的ニーズに応じたカスタマイズが可能です。
トークショーも開催
10月10日には、ePARA代表の加藤大貴氏と全盲のeスポーツプレイヤーNAOYAが登壇し、これからのバリアフリーeスポーツについて語るトークショーも行います。サウジアラビアとの共創事業にも触れ、障害者がどのように活躍できるかを共に考える貴重な時間です。
参加の詳細
このバリアフリーeスポーツ体験は、事前登録制で、入場は無料となっています。ぜひ、この機会に多くの方々に参加していただき、障害の有無を問わず楽しめるeスポーツの世界を体験してほしいと思います。
まとめ
「H.C.R.2025」では、単なるゲーム体験を超え、バリアフリーの理念を持ちながら、すべての人が楽しめる環境を提供します。ePARAによる新たな挑戦を、この機会にぜひ体感してください!