かわいいぬいぐるみがIT企業で奮闘！「ぬいぐるみインターン」の魅力とは

今、東京都内のIT企業「株式会社ソノリテ」が実施したユニークな取り組みが注目を集めています。その名も「ぬいぐるみインターン」。2025年7月18日から8月15日までの約1ヶ月間、かわいいぬいぐるみたちが社内で様々な業務にチャレンジする様子が話題になっています。

「ぬいぐるみインターン」の目的

この企画は、ソノリテが掲げる「働き方改革」や「疲れた大人社会への癒しの提供」を目的としてスタートしました。実際には、本業とはまったく関係ないようにも見えるこの試みですが、心の底に隠れている「癒し」の需要を再発見することで、企業と顧客との新しい関係性を探求しようとしています。

ぬいぐるみたちは、株式会社ソノリテが開発した幼児退行オンラインゲーム『ドロボー幼稚園』のキャラクターを元にしたもので、インターン期間中は、電話対応や企画書作成、ゲームエンジンUnityでの作業など、さまざまな業務に挑戦しました。これにより、持ち主の心を癒しながら、社会にちょっとした“甘やかし”を届けることを目指しています。

インターン実施の概要

- 実施企業: 株式会社ソノリテ
- 実施場所: 東京都千代田区本社オフィス
- 対象: クラウドファンディング参加者から選ばれたぬいぐるみ（20体まで）

この企画が始まった背景には、2024年に行われた『ドロボー幼稚園2』のリリース記念クラウドファンディングがありました。そこでは、社会の癒しを提供するためのストレッチゴールが設けられ、多くの支援者たちによって実現に至ったのです。

インターンの活動内容

ぬいぐるみたちの業務は多岐にわたります。電話に応対し、企画書を作成し、Unityを使った作業に取り組む姿は、愛らしさと同時に健気さを感じさせます。特に、業務中に真剣な表情を見せるぬいぐるみたちの姿は、参加者の心を温かくし、癒しの瞬間を提供しました。また、業務が終了した後には「ぬいぐるみ上司」による評価シートも発行され、努力の証がしっかりと記録されています。

参加者の声も多く寄せられています。「最初はぬいぐるみがどれだけ働けるか不安でしたが、様々な仕事に挑戦している姿になんとも感動しました！」や、「評価シートを読むことで、彼らが本当に頑張ったんだと知り、嬉しい気持ちになりました！」といったコメントが、その成功を伺わせます。

今後について

現在、ソノリテは「第2回ぬいぐるみインターン」の企画も考案中です。この取り組みを通じて、社会に「存在しているだけで価値がある」というメッセージを広め、多くのファンに癒しと優しさを届けていく予定です。また、「ドロボー幼稚園」は今後もコラボ企画を常に募集中とのこと。クリエイターや企業が共に新たな体験を生み出せるチャンスでもあります。