GYEE 2.0がWeb 3に進化!3社の提携がスタート
2025年3月7日、クオンタムソリューションズ株式会社の完全子会社であるQuantum Solutions Asia Limited(以下、Quantum Asia)が、上海軒躍およびTGG Ventures Limited(以下、TGG Ventures)と業務提携の覚書を結びました。この提携の主な目的は、GYEE 2.0のWeb 3バージョンを共同で開発し、グローバルに展開することです。
提携の目的と意義
本提携により、ブロックチェーン技術をGYEE 2.0に取り入れることで、ゲーム内資産の運用が可能になります。これにより、プレイヤーにはデジタル資産の所有権が与えられ、分散型経済システムを介してゲームの持続性とインタラクティブな体験が強化されます。
各社の役割
- 東京証券取引所上場企業であるクオンタムソリューションズの子会社です。2024年7月からGYEEの世界独占配信権を持ち、グローバルな商業運営に取り組んでいます。2025年1月の時点で、月間平均収益は900万円に達しました。GYEE 2.0では、ユーザー体験の最適化と収益の向上を目指します。
- GYEEの知的財産権(IP)を所有し、ゲームのプレイや世界観、コアコンテンツの開発をリードします。Web 3バージョンのスムーズな展開を確保するため、テスト版のサポートも行います。
- RHCO(米国OTC上場企業 Readen Holding Corporation)から認可を受けたブロックチェーン事業の代理業者です。GYEE 2.0におけるゲーム内資産のブロックチェーン運用やトークン経済モデルの構築を支援します。法定通貨と暗号資産の交換など、技術面でのサポートも行います。
Web 3ゲーム経済の新しいエコシステム
この業務提携の下、Quantum AsiaはGYEE 2.0のグローバル発行元としての役割を果たし、正式契約を最終的に締結する予定です。TGG Venturesは、分散型ゲーム経済の構築をサポートし、以下の点に取り組みます:
- - ゲーム資産のブロックチェーン化
- - プレイヤーがキャラクターや装備などのバーチャル資産を真に所有できる仕組みの構築
- - GYEEバーチャルアセットの経済モデル設計
- - ゲームエコシステムの活性化
- - 分散型決済システムの統合
今後の展望
この提携によって、GYEEはWeb 3時代への移行を果たします。Quantum Asia、上海軒躍、TGG Venturesの戦略的協力を通じて、ゲーム業界を分散型・プレイヤー共創型の経済モデルへと導くことが期待されます。クオンタムソリューションズのCEOは、「Web 3技術を活用し、GYEEの経済モデルを再構築することで、プレイヤーがゲーム資産をリアルに所有し、自由に管理できる環境を提供したい」とコメントしました。
Quantum AsiaとTGG Venturesの概要
- - Quantum AsiaはAIインフラやGPUサーバー販売、AIゲーム、AI生成コンテンツといった事業を展開しています。
- - TGG Venturesはブロックチェーン事業を専門とし、仮想通貨決済やNFT発行、分散型ゲーム経済の構築を手掛けています。Web 3技術の普及に向けた取り組みも積極的に行っている企業です。
この業務提携によって形成される新しいエコシステムが、今後のゲーム業界にどのような影響を与えるのか、ぜひ注目していきたいところです。