TP-Link、Interop Tokyo 2025で輝く
ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は、6月11日から13日にかけて幕張メッセで開催された「Interop Tokyo 2025」に出展しました。国内最大のインターネットテクノロジーイベントとして、多くの注目企業が集まる中、TP-Linkも独自のスタンドを設け、自社技術の最新情報を発信しました。特に、トライバンドWi-Fi 7ルーター「Archer BE550 Pro」が、モバイルコンピューティング(Wi-Fi)部門で準グランプリに選ばれたことが大きな話題となりました。
準グランプリを受賞した「Archer BE550 Pro」
「Archer BE550 Pro」は、最新のトライバンドWi-Fi 7技術を駆使したルーターで、合計最大9.7Gbpsの超高速スピードを実現します。この製品は、特に家庭向けに3万円前半の価格で提供され、コストパフォーマンスが高いと評価されました。 10Gポートを搭載したこのルーターは、LAN/WAN兼用の2.5GbEおよび10GbEポートを装備し、3つのポートも2.5GbEに対応している点が特長です。
審査員からは、「性能価格比が優れており、小型化にも成功している」との高い評価を受けました。2025年7月24日からの販売開始が予定されています。
注目のOmadaシリーズ
TP-LinkのSDNソリューション「Omada」は、ライセンスなしで運用可能かつ、手の届きやすい価格設定が特徴です。医療施設やホテルなどで既に広く採用されており、このイベントでは屋外対応やコンセント埋め込み型のWi-Fi 7アクセスポイントが新たに紹介されました。これらの製品を通じて、より多様なネットワーク環境が提案され、興味を引いています。
VIGIシリーズの新機能
また、ネットワークカメラの「VIGI」シリーズには、新たにパノラマや光学ズーム、魚眼モデルなど、様々な新機能が追加されました。このシリーズは、一元管理が可能なVMSとも併用できるため、より便利な運用が期待できるでしょう。
セミナーとネットワーク構築の取り組み
出展ブース内では、OmadaおよびVIGIソリューションに関するセミナーも開催され、多くの来場者が参加しました。また、「ShowNet」プロジェクトにも参加し、来場者向けにフリーWi-Fiの構築と運営も行いました。
売上成長と効率的な製品提供
Interop Tokyo 2025では、昨年を上回る来場者数を記録し、TP-Linkのブースも多数の訪問者で賑わいました。このような高まる需要に応じ、TP-Linkはコストパフォーマンスを重視した製品ラインを続々と展開していく予定です。快適で安全なネットワーク環境の提供を目指し、今後の展開に期待が寄せられています。
世界のネットワーク市場をリードするTP-Link
TP-Linkは、世界170か国を超える地域で12億人以上のユーザーに信頼されるネットワーク機器を提供しています。革新を続ける同社は、次世代の無線LANルーターとして、業界において注目される存在となっています。高品質な製品を求めるユーザーにとって、TP-Linkは今後も目が離せないブランドと言えるでしょう。